食べこぼしで衣類にシミが!とっさの応急処置は?
間もなくゴールデンウィークですね。
お洒落をしてお出かけされる方も多いでしょう。
帰省してご家族や、懐かしいお友達に会う方もいらっしゃるのでは?
今回は「出先で衣類に食べこぼしなどのシミを付けてしまった!」そんな時お役に立てていただきたい応急処置をご紹介します。
慌てずに!三原則を守ろう
■素早く
■こすらず
■布などに移し取る
まずこれが一番重要です。
カレーうどんとかスパゲティのミートソースなど撥ねやすい食べ物や、醤油やソースなど垂らしやすいものは、気を付けていても衣類についてしまうことがありますね(+_+)
シミのタイプはどちら?
どんな時にも慌てずに、とにかく初動が大切です。
まずはシミの部分を乾いたハンカチやティッシュなどで、摘まむように取ってください。
その間に「このシミは水溶性か?油性か?」を考えます。
醤油などの水溶性のシミ
・醤油
・お茶
・コーヒー
・果汁
これらのような水に溶けるシミの場合は、水を含ませたティッシュペーパーやハンカチなどを使います。
決して擦ってはいけません。
①シミの裏側にハンカチなどを当て
②湿らせた布やティッシュペーパーなどで上から叩き
③下の布にシミを移します
これを何度か繰り返して
④最後は乾いた布やティッシュペーパーなどで水分を拭き取ります
焼肉など油性のシミ
・ケチャップなどのソース類
・カレー
・ドレッシング類
これら油を含んだシミを付けてしまった時は、まず乾いたティッシュペーパーなどで押さえるように油分を吸い取ります。
決して擦ってはいけません。
①湿らせた布やティッシュペーパーなどに中性洗剤を付け
②シミの裏側にハンカチなどを当てて
③上から押さえるようにしたの布にシミを移します
これを何度か繰り返して
④最後は水を含ませた布などででトントンと叩き、乾いたティッシュペーパーなどで水分を取ります
間違った対処法では事態が悪化する!
一番良くないのは慌ててしまうことです。
冷静に冷静に、素早く行動しましょう。
ゴシゴシ擦ってはダメ!
シミを付けてしまった時にやってしまう、ありがちなミス第1位は「ゴシゴシ擦ってしまう」ことです。
これは止めましょう。
どんどん汚れを押し広げているだけです(*_*)
飲食店の布おしぼりは要注意!
ありがちなミスの第2位は「飲食店などの布おしぼりで拭く」ですね。
取りあえず手近にある物で拭いてしまいたい気持ちは良く分かりますが、飲食店の布おしぼりは塩素系漂白剤を使って洗濯されているものが多く、その漂白成分が残ったままおしぼりとして使われていることがあるのです。
色柄物には大敵の塩素系漂白剤付きおしぼりでゴシゴシ擦れば・・・そうです、漂白成分が衣類に移ってしまい、変色したり生地が傷んだり、別の問題を抱えてしまいます。
必ずしも全ての飲食店の布おしぼりに漂白成分が残留しているとは言い切れませんが、そんな危険性を孕んでいると覚えておいてくださいね。
布おしぼりで衣類をゴシゴシ擦ってはいけない理由は、こちらの記事でもご紹介していますので合わせてお読みください。
ハンドソープや手洗い石けんは良ーく濯いで!
「水で拭いても落ちない(T_T)」という時に、必ずしも手元に中性洗剤があるとは限りませんよね。
そこで代替しがちな石けんと言えば、ハンドソープでしょう。
これを原液に近い濃度で使ってしまうと、繊維への残留が気になります。シミは落ちても洗剤が残ってしまった為に変色したり、変質したりする可能性が高くなってしまうのです。
シミ落しに何らかの洗剤を使用したときは、湿らせた布でトントン叩いての濯ぎを何度も何度も繰り返し、洗剤分を良く濯いでください。
とっさのシミ抜きの、ちょっとしたコツ
外側から内側に向かって
シミが付いてしまった時、シミの真ん中からトントンし始めてはいけません。
輪ジミを防ぐためには、シミの付いた部分を外側から内側に向かって叩いて行きます。
衣類にシミが付いてしまったら、とにかく焦らず、
「素早く、こすらず、布などに移し取る」を実践してみてくださいね^^
これはあくまでも応急処置ですから、家に帰ったら出来るだけ早く、きちんと洗濯しましょう。
それでも落ちなかったシミはクリーニング店へGO!
さくらクリーニングはシミ抜きに自信があります!
ご自分では落とせなかった食べこぼし飲みこぼしのシミは、是非さくらクリーニングにお任せくださいね。
お洗濯やクリーニングの疑問、ご不明なことがあれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/