夏にぴったりのカゴバッグ、きれいに手入れして使いましょう!
汗ばむような季節になりました。
おしゃれを楽しむ時にはバッグにも気を遣いますよね。
今日はこれからの季節にぴったりな「カゴバッグ」について豆知識をいくつかご紹介したいと思います。
カゴバッグの楽しみ方
カジュアルなファッションにも、和装にも使えるカゴバッグ。
正しくお手入れして使えば、何十年も持つものもあるんです。
かごにも色々な種類が
水草の種類
代表的なものの中にはイネ科の植物である「葦」や、アフリカ原産の「エレファントグラス」などがあります。
耐久性に優れ、一度変形しても自然に元の形に戻ろうとする働きもあります。まるで天然の形状記憶繊維ですね^^
ツル性の植物
ラタンやアケビなどのツル性植物は、素材自体が丸みを帯びているため表面にささくれが起きにくく、バッグだけでなく家具などにもよく使われます。
非常に丈夫な素材で弾力性があります。
ヤシ科の繊維
ヤシの葉や茎から採れる柔らかい繊維を編みこんで作られるバッグは、しなやかさがあります。
カラフルな染料とも相性が良いため、デザイン性も高いものが多いですね。
樹の皮の素材
山ぶどうのつるやクルミの樹、竹、珍しいものでは桜の樹の皮などを編みこんで作ったバッグも温かみや清涼感があります。
新しいカゴバッグを使う時には
カゴバッグは、材料となる繊維をある程度の長さに裁断して編み上げています。
そのため裁断された端の部分がとがっていたリ、素材自体から小さなささくれが出ている場合があります。
使い始める時には、こうした部分が衣類やアクセサリーなどに擦れたり、引っかかったりしないよう注意する必要があります。
特に絹などのデリケートな繊維や、パイルなど引っかかりやすい生地の物には気をつけましょう。
カゴバッグのお手入れは?
お手入れをしながら使い込むことで艶が出て、衣類などへの引っ掛かりもなくなって、持ちやすく馴染んでくるものです。
動物の毛のブラシ
編み目が美しいカゴバッグですが、ホコリが付いていたら台無しです。
編み目のゴミやホコリを落とすためにはブラッシングが一番!
特に動物の毛を使ったブラシを選ぶと、カゴバッグの艶が増す効果がありますよ^^
磨き上げる
ブラッシングが済んだら柔らかい布で拭きます。
磨き上げるように表面を拭いてあげましょう。
とにかく撫でる
「可愛い、可愛い(^O^)」と撫でてあげることが一番重要なのです。
特にお肌のお手入れをした後のしっとりとした手でなでると、やさしい自然な艶感になり良いですよ。
カゴバッグの保管は?
湿気が大敵!
自然素材から作られた籠は、革と同じように湿気を嫌います。
雨などで濡れてしまった場合は、布でさっと拭いて風通しのよい場所で乾かしてください。
保管する時にも、カビや虫の発生、さらに編み込みの緩みを避けるため、日陰で風通しの良い場所を選びましょう。
カゴバッグは「夏だけのもの」ではありません。
中に巾着を入れたり、持ち手にスカーフを巻いたりすることで季節感を取り入れ、通年使用することができますから、ぜひ上手にお手入れしながら長く楽しみましょう(^O^)/