夏の衣類の片づけに ウェットクリーンニグはいかがですか?
すっかり秋めいてきましたので、皆さんも衣替えや夏物衣類の片付けなどに忙しいことでしょう。
長期間保管する前には、しっかりとお手入れをしてから仕舞いましょう。
ご家庭で洗えるものはきちんと汚れを落とし、しっかり乾かしてから片付けますが、お家で洗えないものはどうしていますか?
ドライクリーニングしますか?
実は「ドライクリーニングでは落としきれない汚れ」もあります。
今回は「ウェットクリーニング」についてご案内したいと思います。
ウェットクリーニングとは?
ウェットクリーニングとは、クリーニング店で行う「水と専用洗剤を使って汚れを落とす洗い方」を指します。
ドライクリーニングとの違い
では普段よく耳にする「ドライクリーニング」と何が違うのでしょうか?
ドライクリーニングは水を使いません。
水ではなく石油系の溶剤で洗濯をします。
このため「油溶性の(油に溶けやすい)汚れ」を落とすのが得意です。
しかし汗などの「水溶性の(水に溶けやすい)汚れ」を落とすのには向いていないのです。
スラックスなどに良くある「腿の裏側あたりの生地がクリーニングに出してもゴワゴワ・ガビガビして肌触りも風合いも悪くなってきた」という問題は、ドライクリーニングで落とせなかった汗汚れが蓄積して起こります。
家庭での洗濯との違い
水と洗剤で洗うのなら、家で洗うのと変わらないのでは?
と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ご家庭での洗濯との大きな違いは「洗剤」と「技術」にあります。
ご家庭での洗濯で多い失敗が「縮んでしまった」「シワがよってアイロンでも戻らない」などでしょう。
クリーニング店は洗濯の専門店ですから、適切な洗剤、適切な水の温度、適切な乾燥、適切なアイロン掛けによって仕上げることができます。
ウェットクリーニングの技術
全てのクリーニング店がウェットクリーニングを受け付けているわけではありません。
ウェットクリーニングはスーツやジャケットなどの水洗いが難しいけれども汗汚れを落としたい、という場合に行うケアですので難易度の高い洗濯方法であり、手間のかかる洗濯方法でもあります。
もちろん一部ウェットクリーニングできない衣類もありますが、リスク回避のために初めから「ウェットクリーニングはできません」というクリーニング店が存在することも事実です。
仕上がりはクリーニング店によって違うかも?
ウェットクリーニングには洗濯物の素材や構造、汚れの種類と状態を見極めて処理する必要があるため技術力を求められます。
ですからクリーニング技術を常に研究しているクリーニング店と、そうでないクリーニング店では、ウェットクリーニングの仕上がりに大きな差が出るのです。
ウェットクリーニングもさくらクリーニングサービスにお任せください
私たちさくらクリーニングサービスは「クリーニング師」のいるクリーニング店です。
クリーニング師は国家試験に合格し、1度取得したらずっと更新できるという資格ではありません。
日々研鑽を重ね、新しい技術を磨く向上心が求められる職業です。
私たちの技術はウェットクリーニングにも発揮されます。
手間と時間と心を込めて、皆さまの衣類の洗濯をしています。
画一的な処理では得られない洗い上がり、ドライクリーニングでは落とせなかった汚れもすっきり落として気持ちの良い着心地を是非お試しください。
そして大切な衣類は次のシーズンも着られるように、大切に保管してくださいね。
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