秋に済ませておきたい片づけ!大掃除分割作戦 座布団や椅子編
大掃除分割作戦も5回目となりました。
今回は座布団やクッション、椅子の大掃除作戦です^^
座布団の汚れ、どうする?
どこの家にも大抵クッションや座布団はありますよね。
カバーを洗うことはよくあるでしょうが、座布団・クッション本体はどうしてますか?
そのままにしていると、カビやダニの温床になることもあります(怖い!)
水洗いできるかどうかを見極める
家庭で水洗いできるかどうかの目安となるのは「素材」です。
中身がポリエステル100%のものであれば、洗濯機でも洗えるものが多いです。
ウレタンの物もほとんど洗えます。
一方、綿が多く含まれるものは中身が偏ってしまう場合があるので家庭で洗うには向いていないでしょう。
カバーを外してみると取扱いタグが付いているので良く確認しましょう。
座布団の洗い方
素材と洗濯表示で洗えることを確認したら、カバーと中身は別々に洗います。
洗い方は2種類です。
①洗濯機で洗う
②お風呂場で踏み洗い
洗濯機で洗う場合には必ず洗濯ネットに入れ、手洗いコースで優しく洗って下さい。
また洗濯機は中の洗濯物が片寄ると、事故や故障の原因になったりするので、バランスがとれるように入れることが大切です。
洗濯槽の大きな洗濯機であれば、2枚の座布団を左右対称に入れることでバランスが取れます。
お風呂場で踏み洗いする時には、浴槽に15cmほど40℃ぐらいのお湯を溜め、おしゃれ着用洗剤を入れて良く溶かします。
座布団を入れたら上から均一に足で踏んで洗います。
折り曲げたりねじったりしないように気をつけてくださいね。
濯ぎも大切です。新しいお湯を入れて踏んでも洗剤が出なくなるまで数回繰り返しましょう。
座布団の乾かし方
洗濯機で洗った場合も、お風呂場で踏み洗いした場合も、洗濯機で脱水してから干すようにします。
この時も洗濯機の中で座布団が偏らないように注意しましょう。
干す時は中身が偏らないように平らな場所で干しましょう。
中の綿を均一にならして片側に寄ってしまわないよう調整してから乾かします。
途中で面を返して完全に乾かしますが、8割がた乾いたところで座布団を両手で持ち、中に空気を含ませるように成型しておくと、仕上がりがふっくらとします。
家庭で洗えなければクリーニング店に
座布団をクリーニングに出すというとピンと来ないかもしれませんが、お客様用の座布団や、綿綿にシルクのカバーなどの「ちょっと良い座布団」は家庭では洗えませんので、無理をしてダメにするよりはクリーニング店にお任せくださいね。
椅子の素材別掃除方法
普段使っている椅子やソファも、よく見るとかなり汚れていることが多いですよ。
椅子を掃除する時には出来るだけ目の高さを変えたり、椅子を横に倒してみたり、ひっくり返して見たりしましょう。思わぬ部分の汚れなどもキレイに落とせば気分も良いですね^^
では「この素材はどうやって掃除するのか?」について簡単に触れてみたいと思います。
木製の椅子
できるだけ水気を絞った布で優しく拭き掃除をします。
マイクロファイバーの布は柔らかさも、水気を絞りやすい点でもおススメです。
水拭きした後は風通しの良い日陰でしっかり乾かしてください。
布製の椅子
布部分はまず掃除機をかけましょう。
床やじゅうたん掃除用の吸い取り口ではなくて、ノズル状の物を使ってポンポンとゴミもホコリも叩くように吸い取ります。
吸いながら擦ってしまうと生地が傷みますので止めましょう。
手が良く触れる部分や角など、黒ずんでしまったり、ジュースをこぼしてしまった部分などは洗剤をつけて拭きます。
中性洗剤を薄めた水に布などを浸し、硬く絞ったもので少しずつ細かく叩くように拭いてください。擦ってしまうと汚れが広がったり、生地が毛羽立ったりするので気をつけます。
洗剤で拭いた後は水気をよく絞った布で何度も水拭きし、洗剤分を残さないように気をつけましょう。
合皮製の椅子
ソファなどに良くありますね。合皮製の椅子は濡らして良く絞ったメラミンスポンジで、スーッと撫でるように拭いてください。
そのあとに乾拭きすればピカピカです^^
メラミンスポンジには研磨剤が入っているので頻繁に使うと合皮を痛める可能性があります。
普段はお掃除シートなどで拭き、黒ずみを落とす時だけメラミンスポンジを使いましょう。
プラスチック製の椅子
ちびっ子の食事用の椅子などはプラスチックの物も多いですね。
プラスチックの椅子を簡単に綺麗にするには、マイクロファイバーの布を水に浸して固く絞ったもので拭くだけで汚れも落ちやすいです。
仕上げに乾拭きすると、拭き後も残らないのでお勧めです。
本格的に寒くなる前に少しずつ大掃除!ぜひお試しください。