お洋服にカビが!? 初期のカビなら除去できる可能性が高いです。プロにご相談ください!
肌寒くなってきて衣替えをしている時などに、
「衣類にぽつぽつと黒い点が??」「え!?カビ?!」
これはショックですよね(T_T)
衣類にカビが!
衣類にカビが生えてしまった、何だかカビ臭い、など保管している衣類のトラブルは厄介なものです。
そもそも何故衣類にカビが生えるのでしょう?
カビは温度が25℃以上、湿度が75%以上でホコリなどの汚れがあれば繁殖します。
カビの元は空気中に舞っているので、環境さえ整えば簡単に増殖していきます。
白いカビ?黒いカビ?
衣類に付きがちなカビは、白カビと黒カビです。
名前の通り白カビは白い見た目、黒カビは黒い見た目です。
白カビはふわふわとホコリのようにも見えます。
叩くだけでも取れるように見えるため「大丈夫」と思われがちですが、根が残っていればまた同じところからカビが生えてきます(*_*)
黒カビは根まで黒いので目立つ上に、叩いたぐらいでは落ちません。
カビは白カビも黒カビも、根まで落とさなければ何度でも同じところから生えるばかりか、どんどん増殖していきます。
他の衣類やクローゼットの中までカビを増やしていくのです。
衣類のカビは家庭で処理できる?
家庭用の「衣類用カビ取り洗剤」や「アルコール消毒液」などを使って衣類のカビ取りを勧めるネット記事などを良く見かけますが、中には「塩素系漂白剤を使う」などやや危険な処理方法もあります。
衣類のカビが落とせても、繊維がボロボロになったり変色したりという別のトラブルに繋がる場合もありますから注意が必要です。
また処理の方法は繊維の種類や染色具合によっても違います。
ご家庭で元通りにするのは難しいと言えます。
衣類のカビの処理はプロにお任せください!
では衣類にカビが生えてしまったら諦めないといけないのか。。。というと、そうとは限りません。
カビ処理の方法は「カビの程度と、繊維の種類や染色具合などを良く知っているプロに任せる」ことです。
全てのカビが落とせる、完全に処理できる、とは言いきれませんが、初期のカビなら除去できる可能性が高いです。
カビを自分で処理すると、繊維の奥に入り込んで取れなくなったり退色の原因にもなりますので、まずはクリーニング店にご相談ください。
カビが生えない環境づくり
衣類がカビてしまった!という原因を取り除きましょう。
洗濯機は大丈夫?
洗濯機の洗濯層の内側は普段目にすることがありませんが、ここにカビの菌が繁殖していることが良くあります。
洗濯機の汚れを落として、衣類に洗濯機の汚れを付けないように清潔に保つことが大切です。
また洗濯機は使っていない時、蓋を開けたままにして内側をよく乾燥させましょう。
乾燥は十分ですか?
曇っている日も、湿度の高い日も、洗濯物は溜まります。
洗濯物をカラッと乾燥させることができない場合には、乾燥機やアイロンなども使って、しっかりと洗濯物の湿気を出来るだけ短時間で取り除くようにします。
湿った状態が長時間保たれると、せっかく洗濯したのにカビが生えたりカビ臭くなったり、トラブルの原因にもなり得ます。
押し入れやクローゼット、衣類ケースの除湿
しっかりと乾燥させた衣類なのに、保管している間にカビが生えるのは避けたいですね。
天気が良く乾燥した日にはクローゼットの戸を開け放す、衣類ケースの中には除湿剤を入れる、押し入れの下にはすのこを敷く、除湿器を使うなど湿気を溜めないような工夫をしましょう、
清潔で快適な毎日を送りましょうね(^O^)/