夏を涼しく乗り切りたい! 涼しいお部屋づくりの工夫
本格的な夏を前に、涼しく快適に過ごせる部屋作りを考えてみましょう。
涼しげな部屋作り
大掛かりな内装工事やリフォームをしないで、涼しげな部屋にするためになにかできることがあるでしょうか。
ほんの少しの工夫でもずいぶん快適に過ごせるかもしれません。
視覚的な涼しさ
まず目から入ってくる情報を工夫します。
暖色系、寒色系、という言葉を聞いたことがあるでしょう。
人の目から入ってくる情報は感覚にも左右しますから、同じ気温・同じ湿度でも「涼しげな色遣い」をすることで快適さが上がります。
例えばカーテンやベッドカバー、テーブルクロスなどの大きな面積を占める物の色を寒色系にしてみましょう。
主にブルーを使った色遣いです。
ブルーの濃淡を組み合わせることで部屋の気温が下がったような印象を与えます。
また柄があるなら丸や花などよりもストライプのような無機質な柄の方がより涼しげです。
肌触りの涼しさ
ではソファーやラグマットなどはどうでしょうか?
直接肌に触れるものは「サラッとした肌触り」や「ひんやりとした肌触り」を選ぶと良いでしょう。
例えば綿の涼し気な色合いの布をソファーカバーとして使ってみる、ファー素材のラグマットを井草や竹のラグに替えてみるだけで、肌触りのひんやりとした感覚が快適さをもたらしてくれます。
香りの涼しさ
ミントオイルとして知られている「ハッカ系」のアロマオイルを、ほんの少しリボンに含ませ、扇風機の前面にヒラヒラするよう取り付けてみます。
風が来るたびに爽やかなメントールの香りが広がり、清涼感のあるクールな香りが体感温度をグッと下げてくれますよ^^
またハッカ系のオイルは虫除けとしても使うことができます。
水で薄めたハッカ系オイルを網戸にスプレーして、虫をよけつつ窓から入ってくる風も爽やかにしてしまいましょう。
ただし、ペットと暮らしておられる方は、ご注意ください。猫にはNGなハーブなどもあります。
エアコンを効率よくする工夫
エアコンを使うなら、出来るだけ省エネルギーで最大の効果を得たいですよね。
それには扇風機やサーキュレーターを使って部屋全体に空気の流れを作り、「足元が寒く頭の方が暑い」という状況を改善します。
また1台のエアコンで別の部屋まで涼しくする時にもサーキュレーターは有効です。
エアコンの設定温度を下げたり風力をあげたりするよりも、サーキュレーターで部屋の温度ムラをなくす方が節電になる場合もあります。
ほんの少しの工夫で、より快適な夏を過ごしましょう(^O^)/