2020年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年も恙なく新しい年を迎えられましたこと、日頃よりご愛顧くださっている皆さまには心より御礼申し上げます。
2020年は子年
令和になって初めてのお正月は十二支の先頭である子年。
鼠がたくさん子を産むことから「繁栄」を意味する年とも言われているようです。
そもそも干支とは?
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
子どもの頃に「ねーうしとらうー、たつみーうまひつじさるとりいぬいー」と念仏のように覚えた方も多いのではないでしょうか^^
漢字と読みが全然違っているのに違和感を覚えたこともあるかも知れません。
この子丑寅卯・・・は元々殷の時代と言いますから今から4000年ほど前に、「循環する順序を表す」のに用いられていたそうです。
例えば12ヶ月を表したり、時間を表したり、方角を示したりというためのものです。
これを覚えやすくするためにそれぞれに動物を当てはめた、というのが始まりです。
昔話でも「神様が動物たちに、元旦の朝あいさつに来た者を早い順に12番目までを1年ごとに動物の大将にしてあげる」と競争させるストーリーで知られていますね。
ねずみが神様の使い?
ねずみは古くから日本にもいた動物なのでしょう。
古事記の逸話では大国主命が須佐之男命に焼き討ちされそうになった時、穴蔵に匿って大国主を助けたという話が残っています。
京都にある大豊神社の大国社には大国主命がお祀りされていますが、ここの入口には狛犬ならぬ狛ねずみが使いとしているそうですよ。
今年は子年。
ねずみのように細やかに勤勉に、コツコツと働きながら繁栄を願いたいものです。
新年は1月6日より通常通り営業いたします。
本年も何卒宜しくお願い致します。