ビジネススーツのあれこれ(女性編)
いつの間にかすっかり秋ですね。
小寒くなったぐらいが一番お洒落も楽しめる季節ですよね。
ところで女性の皆さんで通勤されている方は、毎日何を着ていますか?
最近はカジュアルに近い服でも通勤可能な職場が増えてきましたが、それでもビジネススーツが必要なことは多いでしょう。
今回は、仕事で着用する女性のスーツについてのあれこれをご紹介したいと思います。
覚えておきたいレディススーツのマナー
ビジネスシーンでの服装ではありますが、男性のスーツに比べると着こなしに自由度が高いのが特徴のレディススーツ。
しかし自由度が高いゆえに個人の常識や基準など、「マナー」が問われる部分でもあります。
肌の露出は抑え目に
クールビズの季節であってもタンクトップやキャミソールで通勤するのはNGです。「上にジャケットを着るから良い」というものではありません。
襟ぐりが広すぎるインナーは、ジャケットを羽織ってもバランスが悪くなるので控えましょう。
タイトスカートスーツの場合は、スカート丈に気を付けてください。通常は膝丈です。ミニ丈のスカートは仕事に着ていくものではないのです。
足元にも気を配りましょう。ミュールはビジネスシーンにふさわしくありません。パンプスを選ぶようにしましょう。
気を付けたい色遣い
カジュアルな職場でカラースーツを着るのは良いかと思いますが、インナーやアクセサリーまで飾り付けるのはマナーとしてよくありません。
カラースーツを着用するならインナーは抑えた色で、デザインも出来るだけシンプルなほうが好印象を与えます。
逆にカジュアルな職場でシンプルなスーツなら、明るい色遣いのインナーや、邪魔にならない程度の大きさのアクセサリーも良いでしょう。
ダブついたジャケットはNG
「動きやすいから」という理由で、大きめのジャケットを羽織っていませんか?
肩幅があっていないジャケットや、二の腕あたりがダブついたもの、ウェストの背中側に遊びが大き過ぎるジャケットはだらしない印象になってしまいます。
上着を着たら、ぜひ後ろ姿もチェックしてみてくださいね。
レディススーツの選び方
年齢や体形に合ったビジネススーツで、お洒落に、快適に過ごしたいものです。
こんなところに気を付けて選んでみるものお勧めですよ。
ジャケットの丈は?
ジャケットを選ぶ際の決め手は、ズバリボトムスとのバランスです。
基準になる丈をヒップラインの一番高いところとすると、ワイドパンツに合わせるのはやや短めの丈、細めのパンツなら基準の丈より少し長めが綺麗に見えます。
このようにジャケットとボトムスのどちらかにボリュームがくるようにすると、重くなりすぎたり、何だかツンツルテンというイメージになることはありません。
ジャケットのデザインと色は?
ジャケットのデザインは、テーラードタイプ、ノーカラータイプ、ラウンドノーカラーの三つが基本です。
いずれのデザインでも、最近は肩パットの薄いものが主流になっています。二の腕の丸みが出ない程度で、肩から袖がまっすぐに落ちるくらいのシルエットのものを選ぶと間違いないでしょう。
色遣いは黒、紺、グレーなどが一般的ですが、ベージュ系やキャメルなども人気があります。
スマートなデザインならば無地やストライプを、丸襟やラウンドノーカラーならばツイードやバックスキン風など生地の特長を活かせるものもお洒落ですね。
スーツのボトムスの選び方
ある程度流行を取り入れるのならば、細身のやや短め(くるぶしから5cmほど上)か、柔らかいシルエットのワイドパンツです。
しかし流行の服というのは流れが変わります。長く着たいのであれば基本のパンツ、「前に折り目の入ったテーパードで、長さはパンプスを履いた時の踵丈」を選びましょう。
スカートスーツも根強い人気です。
短すぎないタイトスカートや、フレアのAラインなどは着回しが利くのでお勧めです。
インナーで一味違ったお洒落を楽しむ
「黒のスーツに白シャツを合わせると、いかにもリクルートスーツっぽくて。。。」
入社3年目以降になると、大人の着こなしを試してみる方も多いでしょう。
黒の上下だって、中の白シャツを淡いピンクやブルーグレーのフリルブラウスに替えると、品の良いビジネススーツに変身です。
細いストライプのシャツに替えれば、遊び心にあふれた活発な印象を、ハイネックの薄手ニットに替えれば、キレイ系のOLさんの出来上がりです。
スーツは上下をバラバラにしても使えるアイテム
ベーシックな色遣いのスーツは、何着持っていても何となく同じように見えてしまいがちですよね。そんな時には手持ちのワンピースや別のスーツと組み合わせてみるのも良いでしょう。
例えばワイドパンツとセットのジャケットは丈が短か目で、Aラインのワンピースとも合わせやすいでしょう。カジュアルフライデーなど仕事帰りにお出かけの予定がある時などにお試しください。
シャネルスーツと呼ばれるラウンドノーカラーのジャケットも、上下で合わせて着ると何となく参観日のお母さんぽいと思ったら、細めのパンツとハイネックのニットを合わせてみてください。スラリとした印象にいなりますよ^^
1着のスーツを何通りにもアレンジして、「可愛らしく」「デキるバリキャリ風」「カッコいい先輩風」「エレガントな大人」など色々に楽しんでみてください。
これからも生活に役立つ情報をご紹介しますね。
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/