布製バッグのお手入れを考える
トートバッグから巾着袋やポーチまで、布製バッグは日々大活躍しますよね。
でも気をつけないと、持ち手や擦れる部分が汚れてきやすいのもの布バッグの特徴です。
洗濯表示に従ってお手入れしましょう
布バッグと一口に言っても、その素材は様々です。
取り扱い表示をよく見て、お手入れ方法を見極める必要があります。
水洗いできないものは
ボアやフェイクファーなど生地自体の取り扱いが難しいものや、ビーズや貼付けワッペン、一部が革になっているなど付属部分の取り扱いが難しいものもあります。
取扱いタグをよく見てみましょう。桶に水が入っている絵に大きなバツが描いてあれば水洗いはできません。
その場合には、水に浸して固く絞った布を使い、まず目立たない部分を叩いてみて色落ちしないか確かめます。
色が出ないことを確認したら汚れた部分を叩き、汚れを布に移して取り除きます。
その後は乾いたタオルで良く叩き、水分を吸い取りましょう。
形を整えたら風通しの良いところで陰干しです。
水洗いできるものは
取扱いタグを確認しましょう。
桶に水が入ったマークや、洗濯機の四角いマークがついていれば水洗いできることを表しています。数字が書いてあれば、その温度を上限と考えてください。
使用しても大丈夫な洗剤は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤です。
水桶に規定の量の洗剤を溶かして洗剤液を作ったら優しく押し洗いします。
バッグの角や持ち手の部分など目立って汚れが付いている部分があれば、歯ブラシなどの柔らかいブラシで軽く擦ります。
擦りすぎると毛羽立ってしまうことがあるので要注意です。
洗ったら綺麗な水に取り替えて良く濯ぎます。
水から上げたら軽く掌で押して水気を落とし、バスタオルなどに広げます。
さらに上からタオルで押さえながら水分を取ります。
形を整えしわを伸ばしたら、風通しの良いところで陰干ししましょう。
水洗いをしても洗濯機の脱水は型崩れの元ですから、タオルドライしましょうね。
布バッグお手入れの注意点
布バッグは水洗いできるものもできないものも、汚れを落とす時には強く擦らないように気をつけなければいけません。
毛羽立ったり色ムラができたりしないよう、優しく取り厚ことが大切です。
防水スプレーを上手に使う
布で拭いたり水洗いをして綺麗になったバッグは良く乾かしてから使いますが、その前に防水スプレーを上手に使ってみてください。
持ち手の部分やバッグの角やそこの面など、汚れが付きそうな部分を中心にスプレーしておくと、防水効果だけでなく汚れがつくのを防止してくれます。
普段から気をつけたいこと
バッグは使い終わったら中身を取り出し、逆さまにしてゴミなどを取り除きます。
中身を入れっぱなしにしていると思わぬ型崩れや、擦れる原因となってしまいます。
特に眼鏡ケースやお財布などの角がある物は、バッグの表側が擦れてしまうことをお忘れなく!
そして1日使ったら陰干しする前に軽くブラッシングをしてあげてくださいね。
お手入れが難しい布バッグはクリーニングで
ご家庭で洗うことが難しい布バッグは無理をせずクリーニング店にご相談ください。
素材や形状により処置が違いますので、クリーニング師のいる専門店に持っていかれることをお勧めします(^O^)/