清潔なお布団のススメ
一生のうちの1/3を過ごすと言われている「布団」ですが、皆さんはお布団のお手入れをどうしていますか?
「万年床。3ヶ月に1回ぐらいはシーツ洗って、布団を干すかな」
これはもってのほかですよ(>_<)
お布団に潜んでいる健康被害!?
日本に住む働く世代のおよそ3割は日中に布団を干すことがほとんどないと言われています。
仕事で日中自宅に居られなかったり、休日には雨が降ったり・・・
休日だからこそ、布団の中で過ごしたかったり・・・
お布団にカビ!?ダニも!?
人は寝ている間にも、毎日コップ1杯分の汗をかいていると言われています。
適度に温まった布団に汗や皮脂などの湿気が加わると、あっという間に布団にはカビが生えます。
布団の下側が接している畳やフローリングによって湿度が逃がせず、ジメジメとしてカビにとっては栄養分がたっぷりな環境を作り出してしまっているのです( ゚Д゚)
更にカビはダニのエサにもなります。布団の中に棲みつき、卵を産んでは増えていくダニ。。。想像しただけで具合が悪くなりそうです(+_+)
不健康な布団が引き起こす問題
カビやダニなどは、知らないうちに健康被害をもたらしていることがあります。
例えば
・気管支疾患
・呼吸器のアレルギー
・肺や肝臓の癌
・ぜんそく
・肌荒れなどの皮膚疾患
コワすぎますね( ゚Д゚;
「布団じゃなくてベッドだから大丈夫」と思っていませんか?
ベッドもマットレスと敷布団の間に湿気が溜まって、カビが生え、ダニが発生しているかもしれませんよ!?
布団を清潔に保つには?
少し脅かし過ぎましたね(^_^;)
適切に扱っていれば、布団は清潔に保つことができます。
※2016年12月に繊維製品の取扱表示が変更になりました。
※実際のお手入れの際には、寝具に付いている品質表示、洗濯表示をよく確認してから行ってください。
基本的な寝具の扱い方
1)布団にはシーツやカバーなどをかけて、布団本体の記事の汚れや傷みを防ぐことが大切です。そしてシーツやカバーはこまめに洗濯しましょう。肌着と同じですよ(^_-)
2)布団は起床したときに掛布団をめくって、しばらく時間を置きます。こうすることで布団の中の湿気を籠らせないようにします。
3)布団の上げ下ろしは毎日しましょう。布団が接地する床も乾燥させる必要があるのです。
4)湿度の高い季節や冬場は、布団の内側と外気温の温度差で敷ふとんの底面が結露しやすいので、敷ふとんの下に除湿シートやすのこマットなどを敷いて結露防止対策をすることをおすすめします。
ベッドでも同様、マットレスがベッドの枠にずっと接地していると湿気が籠りやすいです。
布団を干そう!
掛布団も敷布団も、天気の良い乾燥した日には外に干しましょう。
干す時間帯は湿気の低い午前10時~午後3時ごろが一番良いと言われています。
この際、布団のシーツやカバーは掛けたままの方がホコリが付着したり、布団の生地を傷めたりすることが少なくて良いでしょう。
しかし「せっかく干したんだから」と長時間外に放置するのは良くありません。
片面1時間~2時間ぐらいずつ、表と裏を返して干しましょう。
布団叩きでバンバン強くたたくのもNGです。
強く叩くと布団の生地や、中の布団綿を傷めてしまうのです。
表面のホコリを軽く払う程度にしましょうね。
干し終わったら掃除機や、布団クリーナーなどかけておくと尚よしです^^
布団を洗おう!
夏布団など、季節が過ぎたら洗うようにしたいですね。
まずは敷布団パットや掛布団、ブランケットなどに付いている「洗濯取り扱い表示」を確認してください。
洗濯機のマークや手洗いのマークがついていれば、家で洗っても大丈夫です。
しかし!洗濯機のマークがついているから絶対に洗濯機で洗えるとは限らないのです( ゚Д゚)
洗濯機で洗う場合は、洗いたい布団がそもそも洗濯機に入ることが第一条件ですが、洗濯機にギッチギチに詰めてはいけないのです。
少なくとも7~8割程度の容量で収まるようであれば、敷パッドや掛布団、毛布などもご自宅で洗うことを考えてみて良いでしょう。
寝具を洗濯機で洗濯する時に用意するもの
容量が7kgぐらいの洗濯機なら、肌掛け布団などを洗えるサイズかもしれません。
洗濯機で洗えるマークがついていることを確認したら、以下の物を揃えましょう。
・おしゃれ着用洗剤
・寝具用の洗濯ネット
・洗濯物を干す十分なスペース
寝具を洗濯機で洗う時の注意点
洗いたい寝具を、洗濯ネットに入れます。
縦に半分に畳んでから横に半分に畳み、輪になった方からクルクルと巻いて筒状にすると洗濯機に納まり良く、更に汚れやすい部分を表側にして畳むことができます。
洗濯機に水を張り、おしゃれ着洗い洗剤を良く溶かしてからネットに入れた寝具を洗濯機に入れて洗い始めます。
布団を入れてから洗剤を入れると、洗剤が全体に行き渡らず、直接布団に洗剤を染み込ませてしまうことがあるからです。
水温はぬるま湯程度が良いでしょう。
温度が高すぎると、羽毛布団などは「洗濯OK」の表示でもダウンが油脂分を失い、ふんわりと戻らなくなってしまいます。
洗濯機の洗濯コースは「布団/毛布」、このコースがない場合は「大物洗い」や「手洗いコース」を選択してください。
洗濯・脱水が終わったら、広げて干せるだけの十分なスペースに干してください。
干す時に重なったり、畳んだままで生乾きになっていると、せっかくキレイにした布団がカビやニオイの原因になってしまいますよ(T_T)
洗濯OKマークは付いているけど洗濯機に入らない!
ダブルサイズだったり、厚みがあったりすると、家の洗濯機に収まりきらない場合もありますよね。
近くに大きな洗濯機・乾燥機を備えたコインランドリーがあれば、利用するのも便利でしょう。
(乾燥機を使ってもOKなのか、それも事前に必ず洗濯表示で確認しましょう)
もちろんお手軽とはいえ、コインランドリーもそれなりの費用は必要ですし、手間や仕上がりの差を考えると、クリーニングがお勧めです^^
家でもコインランドリーでも洗えそうにないな。。。という場合なども、無理をせず、寝具店やクリーニング店にお任せください。
清潔で健康的な生活をさくらクリーニングは応援します^^
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/