ペットの臭い・・・ お役立ちアイテム
皆さんの中にはご家庭でペットを飼っていらっしゃる方も多いでしょう。
いつでも癒しを与えてくれるペットたちは家族同様、大切な存在ですよね^^
しかし時々耳にするのが「ペットのにおい」に関する悩みです。
特に室内で飼っている犬や猫は、飼い主さんが気付いていなくても動物特有のニオイを放っていることがあります。
いつも家で一緒に居ると慣れてしまうのかニオイは気にならないけれども、来客に不快感を与えたり、外出する時の衣類に付いてしまっていることも良くあります。
今回はペットのニオイ対策について、アイデアをいくつかご紹介します(^O^)/
ペットのニオイの原因は?
大きく分けてペット臭の原因は排泄物のニオイと動物の体臭の2つが挙げられます。
排泄物のニオイ
ペットのトイレシートやトイレの砂などをこまめに替えたり、お掃除することが一番大切ですよね。
それでも排泄を失敗したり、習性としてマーキングする犬や猫もいるでしょう。
動物の体臭
主に犬は強い体臭を持つものもいます。
我々人と同じように「アポクリン腺」という汗腺が足の裏にあり、この汗腺から出る汗はフェロモンのようなアピールやコミュニケーションとして発せられると言われています。
アポクリン腺から出る汗は皮脂やタンパク質、アンモニアなどが含まれていて、酸化すると菌の分解によりニオイの原因となります。
また「犬は体温調節としての汗をかかない」と思われがちですが、若干の汗をかきます。これが毛の中や、皮膚のシワの中に蓄積することでもニオイが強くなります。
その他にニオイの原因となるのは涎や目の周りの汚れ、耳の周囲、肛門腺の分泌液などが考えられます。
犬や猫にも安心して使える消臭方法
部屋のニオイが気になるからと言って、安全でないスプレーや洗剤を使うのは危険ですよね(+_+)
犬や猫の口に入っても安全な消臭方法をいくつかご紹介しましょう。
みょうばん水スプレー
みょうばんはぬか床など漬物の変色防止に使われるものなので、口に入っても安全性が高いものです。
スーパーなどで手に入る「焼きみょうばん」を用意してください。
・500mlの水に焼きみょうばん15gを混ぜます。
・瓶などに入れ良く振って、2~3日冷蔵庫に保存している間に液体が透明になったら、みょうばん水の原液が完成します。
・このみょうばん液の原液を、10倍に薄めたものを噴霧ボトルなどに入れて使用します。
みょうばん水は酸性ですから、おしっこなどのアルカリ性の成分を分解する役目があります。
クエン酸水スプレー
クエン酸は弱酸性で、みょうばん液と同じようにアルカリ性のニオイ成分を分解してくれます。
・500mlの水にクエン酸粉末を小さじ2杯ほど混ぜ、良く溶かします。
・噴霧ボトルなどに入れて使用します。
これは水にすぐ溶けますから簡単に作れますね^^
重曹水スプレー
重曹は弱アルカリ性なので、酸性のニオイや汚れを中和してくれます。
例えばペットのおしっこ汚れが時間を経て酸化してしまった時や、マットや毛布に長いこと付いたままにしてしまった動物臭などです。
・500mlのぬるま湯に重曹を小さじ2杯ほど混ぜ、良く溶かします。・噴霧ボトルなどに入れて使用します。
ペットのニオイ対策、基本の基!
何より換気が大切
部屋のカーペットや、ペット用の毛布など、直接汚してしまったものは上でご紹介した液体をスプレーした後、雑巾などで叩いて乾かしますが、カーテンや衣類などと言った所謂「ニオイ移りしてしまう」ということもあるでしょう。
ニオイ移りを防ぐには、部屋の空気をこまめに入れ替えることです。1に換気、2に換気です。
換気しているのにどうしてもニオイが付く、もしくは換気できない、という場合には「犬猫小動物用の脱臭機」という空気清浄機をお使いになるのも手です。
こちらは2万円前後からあるようです。
しかしこれでもニオイが付いてしまったら、洗濯するしかありません。
シャンプーやタオルで体を清潔に保つ
排泄物、涎などではなく、動物自体の体臭が気になる場合には、体を洗ってあげたり、硬く絞った濡れタオルで体を拭いてあげましょう。
特に顔やお尻の周り、首輪をしているなら首回り、パグやブルドック種のように体にシワのある種類ならそのシワの中に雑菌が溜まりやすいので、気を付けてあげてくださいね。
ペットちゃんも大切な家族。楽しく仲良く、安全で清潔な暮らしを楽しみましょう^^
しかし「どうしてもニオイが取れない!!」とお困りの衣類・ファブリックは、クリーニング店にご相談くださいね。
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/