たまには掃除しよう!~タンス・クローゼットの中~
梅雨から夏にかけてのこの時期、気温も湿度も上がってくると、活発になるのはカビや菌の発生ですね(*_*)
日頃しげしげと見ることのないスペースに注目してみませんか?
タンスやクローゼットの中です。
せっかく衣替えした衣類が、カビ臭くなっていませんか?
タンスやクローゼットの中の状態チェック!
収納物を全部取り出してみる
タンスやクローゼットに収納されているものを一度全部取り出してみましょう^^
なかなか大変な作業だとは思いますが、最も手っ取り早く状況を確認することができますよ。
収納スペースの衛生問題で、多くの人が気になっているのは
①カビ
②ホコリ
③虫
というアンケート結果が出ています。どれも厄介な問題ですよね。
カビや虫食いの衣類を発見したら
収納物を全部取り出して見て、虫食い・カビ臭い衣類を発見したら、大きいビニール袋などに入れて隔離してください。
他の衣類と一緒にしてはいけません。
タンスやクローゼットの中を掃除しよう!
先ずはホコリを拭き掃除!
クローゼットならば上の方から、硬く水気を絞った雑巾や床掃除用の水拭きシートなどでホコリを拭き取ってください。
ホコリが残っていると、カビや雑菌の温床になってしまいます。
「掃除機で吸い取った方が簡単でしょ!?」と思われるかもしれません。
しかしカビの菌が繁殖している場合、掃除機によっては排気口からカビの菌を室内にまき散らしてしまうことがあるのです(コワい!( ゚Д゚))
ホコリを拭き取ったら、丁寧に乾拭きしてください。
消毒用アルコールスプレーで拭き掃除
問題はタンスやクローゼットの内側にカビが生えてしまった場合です。
乾いた布などに消毒用アルコール(キッチン用のエタノールなどでOKです)を吹き付けて、タンスやクローゼットの内側を満遍なく拭いていきます。
揮発性のアルコールを使うことで、除菌効果だけでなくタンスやクローゼット内に湿気が残ることを防いでくれます。
拭き掃除をしたらよく乾燥させること!
タンスやクローゼット内の拭き掃除が済んだら、扉や引き出しは開けたままにして、よく乾燥させましょう。
扇風機やサーキュレーターで風を当ててあげると、効率よく乾燥させることができますよ。
タンスやクローゼットを清潔に保つには?
時々扉を開けっぱなして
クローゼットやタンスは必要な時に開けるだけで、普段から締めっぱなしにしてしまうことが多いでしょう。
これでは湿気が溜まってカビが生えやすくなってしまいます。
時々扉を開けっぱなして、空気を入れ替えてあげましょう。
そして何より、一度着た衣類はすぐにクローゼットに仕舞わないことです。
必ず一晩風を通してから戻すか、汗や皮脂が付いている場合は、きれいに洗濯して乾燥させてから仕舞いましょうね(^o^)
収納は80%ぐらいに抑えて
タンスやクローゼットの中を一度空にした時、「もうこれは着ないかな」という衣類はありませんでしたか?
この機会に不要なものは処分して、収納物が庫内の80%ぐらいに収まるように仕舞いましょう。
こうすることで風通しを良くしたり、衣類同士が擦れあって傷むことを防ぎます。
カビが生えて隔離していた衣類は?
一旦全部取り出した衣類の中から、カビ臭かったり、虫に食われたりしている衣類はビニール袋に隔離しましたね。
さて、これらの衣類は勿論そのまま戻してはいけません。
白カビの場合
①白カビの場合は、要らなくなった歯ブラシなどで衣類の繊維を傷めないようにブラッシングをして白カビの部分を落とします。
②その後消毒用のアルコールを含ませたタオルなどでカビの部分をポンポンと叩くように拭き取ります。
(衣類の素材によってはアルコールで変色する場合もありますので、必ず目立たないところで試してからにしてください。)
③白カビの部分が落ちたら洗濯表示を確認してから洗濯し、良く乾かしてから仕舞いましょう。
黒カビの場合
黒カビが生えてしまった衣類は、残念ながらご家庭では落とせないことが多いでしょう。
クリーニング店では殺菌や消毒に効果的な、特殊な洗剤を使用して落とせることもあります。
ぜひ専門のクリーニング店にお持ちになった方がいいでしょう。。
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/