今日着たニット、どうしますか?
セーターやカーディガン、ニットのマフラーなどが恋しい季節になりました。
暖かくてファッション性にも優れているニットは、色々なシーンで活躍してくれますよね。
ところで皆さんは1回着たニット製品をどうしていますか?
セーターもカーディガンも一晩陰干し
素肌にニットを着ることは少ないかと思います。
では汚れていないのかと言えば、そんなことはありません。
襟ぐりや袖口など肌に触れる部分や、机やバッグに擦れる部分は汚れやすいのです。
更に空気を含みやすいニット製品は空気中のニオイも付きやすく、焼き肉やタバコなど纏わりついたら不快なものも取り込んでしまいます。
しかし1回着るたびに洗濯したり、クリーニングに出したりするのは衣類を傷めてしまう原因にもなります(*_*)
そこでお勧めな方法が「3回に1回洗う」という頻度です。
では洗わない時の2回はどうすれば??と思いますよね。
対策としては、風通しの良い日の当たらない場所で一晩干すことです。
ハンガーに掛けるなら
来ていたニットを吊るしておくのに適しているのは「ハンガー」ですよね。
でもちょっと待ってください。
厚みの無いハンガーに掛けてしまって、肩の部分がポコっとハンガーの形状に出っ張ってしまったり、ハンガーからずり下がって襟ぐりが型崩れしないように気を付けましょう。
ニットをかけるハンガーは、布製のクッション状になっているものや、厚みがあって滑り止めのゴムが貼ってあるものが適しています。
平置きするなら
柔らかく編んであるニットや、目の粗いニット製品は、吊っておくだけで伸びてしまったり、形が崩れてしまうことがあります。
そんな時にはニット洗濯用の平置きネットに寝かせて置きましょう。
ニオイを落とすのは??
「忘年会で行った料理屋さんのニオイが付いてしまった!」
「カーディガンの肘が出っ張って、形が崩れてきてしまった!」
そんな時には蒸気を上手に使ってみてください。
霧吹きでニットに少しだけ水分を与え、少し離したところからドライヤーの熱風を当てながら形を整えます。
同時にニオイも取れますよ^^
干してもタンスにはしまわない
しっかり陰干ししても、タンスに仕舞うのは気が引けますよね(^_^;)
そのまま部屋のあちこちに置いたり、ニット同士を重ねておくのではなく、シャツ用の縦に連なったホルダーを用意しましょう。
もしくはステンレス製の棚や籠などに「1枚1段」の要領で畳み置きします。
便利なものはぜひ利用していただきたいと思います。
以前にもニットを洗濯するタイミングについて、ご紹介した記事がありますので、参考になさってください。
それでも自分で洗濯すると形が崩れたり、伸びたり、縮んだり、という心配はつきものですね。
無理せずどうぞお気軽にクリーニング店へお越しください。
大切な衣類は正しいお手入れで、いつまでも長持ちして欲しいですね。
お洗濯の疑問やご不明なことがあれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/