ハンガー
いよいよ本格的に寒くなってきました。
ジャケットやコート、ネクタイやマフラーなど色々な衣類を使い分けているかと思います。
今回は「衣類に優しく、収納効率もUPするハンガー」についてご紹介したいと思います。
衣類を吊るして収納
背広やコートを畳んでタンスにしまっている方はいないと思います。大抵はハンガーで吊っていますよね。
え?ダイニングチェアに引っ掛けてある?
それはいけません。折角の衣類が型崩れを起こしますから止めましょうね(*_*)
衣類をハンガーにかけて収納する際に大切なことは、充分な高さがあるか、ということです。肩や襟周りはビシッとハンガーにかけたのに、裾を引きずっていたらシワの原因になります。
衣類の裾が付かない高さを確保しましょう。これがポイント1。
どんなハンガーが洋服に優しいのか?
次に重要なことは、何をどんなハンガーに掛けるのか?ということです。
例えばクリーニング店から帰ってきた衣類のハンガーは、厚みがなくてペッタンコで、しかもすべります。これにニットのカーディガンなどを掛けると、襟ぐりが伸びたり、肩のあたりに思わぬ出っ張り跡が付いたりしますよね(T_T)
正しいハンガーを選んで型崩れを防ぎましょう♪
スーツ・ジャケット用
スーツやジャケットは、着たときに肩のラインが美しいですよね。
この美しい肩のラインが崩れてしまわないようなハンガーとは、自然な丸みがあるものです。
横に一本、棒のように突っ張った形ではなく、人の体の首から肩にかけてのラインを意識した形状のものを選ぶと型崩れが起きにくいです。
コート・アウター用
コートやアウターは他の衣類よりも重いものが多いので、肩のあたりに厚みを持たせたハンガーがおススメです。滑り止めになっているものだと尚よし^^
洋服ダンスの中でずり落ちかけて型崩れを起こすこともありません。
Yシャツ・ブラウス
Yシャツやブラウスのような衿のある薄い衣類で、肩パットの無いものは、厚みの無い衿の部分に立ち上がりのあるハンガーが適しています。
パンツ・スカート用
■バー状
これは主にパンツを吊るのに向いています。
シングルバーは掛けるだけの簡単さで、ダブルバーは掛けた上から押さえのバーが下りる仕組みです。
シングルバーでも滑りにくい素材で片側が開いている形状のものは、サッと衣類が取りやすいですね。
■クリップ状
パンツもスカートも、ウエストをクリップで挟んで吊るします。挟み込むピンチ部分の内側がゴムになっているものは滑りにくいので、衣類がズレなくて良いでしょう。
縦に3~4つ繋げることができる物もあります。ミニスカートなどは、クリップハンガーを縦に並べると省スペースになります。
■ズボン吊り
2枚の板で裾を挟んで、逆さに吊るタイプです。
挟む板の内側にフェルトなど柔らかい素材のものは、生地を優しくホールドし、滑りません。衣類自体の重みでシワを取る効果もあります。
ネクタイ・ベルト用
ネクタイは1本ずつホルダーに掛け、ベルトは金属部分をフックに掛ける仕組みです。
朝の忙しい時間にもネクタイが選びやすく、取り出しやすいという優れものですよ^^
和服用
着物は着た後に、充分陰干しをしてから仕舞います。この時に必要なのが和服用ハンガー。
横一本に延びた長いハンガーです。
和服は袖を広げた状態で吊りますから、普通のハンガーではダメなんですね。
幅の伸び縮みが自由にできるものもあり、旅行に持っていくのに便利な和服ハンガーもあります。
ハンガーも色々なものがありますね。
洋服の形やサイズ、重さに合わせたハンガーを使うことが重要です。これがポイントの2。
洋服ダンスに押し込まない!
充分な高さがあり、正しいサイズのハンガーに掛けておいても、洋服ダンスの中でギューギューと押しつぶされていたら何にもなりません(T_T)
洋服ダンスに衣類を詰め込み過ぎないように!これがポイントの3。
番外編~便利グッズ~
洗濯ものをハンガーに掛けて物干し竿に吊るすと、風が吹いた時にザーッと動いてしまう、なんてことはありませんか?
生乾きを防ぐためにも、ハンガーが風で偏るのは避けたいところです。
そこで物干し竿にクリップのように付けるアイテム登場♪
このクリップにハンガーを引っ掛けて干すと、風でハンガーが偏るのを防ぐと同時に、全部のハンガーがキレイに斜め45度に並ぶという、微妙に省スペースにもなる便利グッズが100円ショップで売っていました^^
今回のハンガーをまとめると、
ポイント1)ハンガーを掛ける場所は、充分な高さを確保して
ポイント2)洋服に合ったサイズ、形状のハンガーを使おう
ポイント3)衣類の詰め込み過ぎに注意
ということでした♪
お洗濯の疑問やご不明なことがあれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/