セスキ炭酸ソーダとは?
「セスキ炭酸ソーダ」というアルカリ剤をご存知でしょうか?
最近では100円ショップでもドラッグストアでも販売されています。
見た目は重曹に似た粉末です。
今回は毎日の掃除にも、ナント洗濯にも役立つ「セスキ炭酸ソーダ」をご紹介いたします(^o^)丿
セスキ炭酸ソーダの特徴
アルカリ剤でお馴染みの重曹よりも水に溶けやすく、手肌に優しく、それなのに汚れ落ちも良いと言われています。
セスキ炭酸ソーダが得意なこと
アルカリ剤の特徴として、油汚れやたんぱく質を洗浄する時には役立つでしょう。
例えば
・台所の油汚れ
・プラスチックなどに付いた手あか汚れ
・タッパーやお弁当箱のベタベタ
・皮脂や血液などの汚れ
これらの汚れを落とすことが得意です。
セスキ炭酸ソーダが苦手なこと
何だか使いやすそうなセスキ炭酸ソーダですが、苦手な汚れもあります。
例えば
・靴や衣類のドロ汚れ
・機械油や口紅などの油汚れ
・衣類についてしまったシミ
これらの汚れには、それぞれに得意な洗剤を使用した方が良いでしょう。
セスキ炭酸ソーダを掃除に使う方法
使い方は簡単です。
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダの粉末小さじ1杯入れて混ぜ合わせるだけです。
スプレーボトルなどに入れておくと使いやすいでしょう。
ガスコンロや換気扇の油汚れには、スプレーボトルに入れたセスキ炭酸ソーダ液をシュッシュと吹きかけて、油が浮いてきたら雑巾やキッチンペーパーで拭き取ります。
ベトベトするタッパーのふたやプラスチック容器にはセスキ炭酸ソーダ液につけおきしてから洗うと効果的ですよ^^
洗濯にもセスキ炭酸ソーダ
肌着やタオルなど、洗っているのにニオイが気になるものにはセスキ炭酸ソーダがニオイ取りの役目になってくれることがあります。
枕カバーや肌着のニオイを何とかしたい!
加齢臭なのか何なのか、「お父さんのシャツ、洗っても洗ってもクサイのよ!」という時には、洗濯機に洗剤と一緒にセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯~2杯入れてみて下さい。
たんぱく質汚れに強いので、しつこい皮脂汚れやおねしょシーツのニオイもスッキリ落とします。
洗濯物の生乾きのニオイも抑える!
洗濯物がカラッと乾いてくれればいいのですが、生乾きだったり湿っている時間が長かったりすると、嫌なニオイがすることがありますよね。
そんな時にも通常の洗濯にセスキ炭酸ソーダ大さじ1杯を追加して洗濯してみてください。
生乾きのニオイが薄らいでいるのが実感できると思います。
セスキ炭酸ソーダを使用する時の注意点
強い洗剤を使わなくても油汚れや皮脂汚れが落ちるなんて、救世主のようなセスキ炭酸ソーダですが、アルカリ成分が強いため、素材によっては変色したりシミになったりすることがありますので注意が必要です。
・畳
・白木などの木質素材
・ジュート(黄麻)の繊維素材(カーペット含む)
・アルミニウム
・デニムなど色落ちしやすい衣類
これらの素材は変色したりシミが残ったり、黒ずんだりしてしまいます。
動物の毛(羊毛など)の素材はたんぱく質なので、アルカリ剤であるセスキ炭酸ソーダを使って洗うと繊維が傷んでしまいます。
また肌の弱い方は、使用する際に手袋をするなどして皮膚の保護をしてください。
上手に使うと汚れもスッキリ落ち、環境にも優しいセスキ炭酸ソーダをご紹介しました。ぜひお試しください。
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/