【洗濯表示】「乾燥」編!11種類に増えて全く異なる記号に変わります!
新しい洗濯表示について、何回かに分けて1種類ずつご紹介していますが、今回は乾燥に関する表示について取り上げたいと思います!
皆さん、ご家庭で衣類の洗濯&乾燥をしたら予想外に縮んでしまった!型崩れして元に戻せなくなってしまった!という経験はありませんか?
衣類の乾燥って実はとってもデリケート。洗濯表示に明記してあるとおり乾かさなければ取替しのつかない状態になってしまうこともあります。
そんな大切な洗濯表示の記号ですが、新しい表示では従来とは全く違う記号に変わりました。
誤った乾燥方法で大切な衣類をダメにしないよう、一通り確認しておいてくださいね。
従来の乾燥に関する表示記号
新しい表示をご紹介する前に、まずは従来の表示記号を見てみましょう。
このように洋服の形をした記号4種類で自然乾燥について表現されていました。(左から「つり干しがよい」・「日陰のつり干しがよい」・「平干しがよい」・「日陰の平干しがよい」)
さらに、絞り方に関する表示記号が2種類ありました。(左から「絞ってはいけない」・「手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は、短時間で絞るのがよい」)
新しく追加された「タンブル乾燥」の記号
新しい表示では、従来からあった「自然乾燥」に加えて「タンブル乾燥」に関する表示が追加されました。
タンブル乾燥とは、洗濯機能と乾燥機能の両方がついた洗乾一体型洗濯乾燥機や回転式の衣類乾燥機によって衣類を回転させながら温風で乾燥することをいいます。
タンブル乾燥に関する表示記号は以下のとおりです。
タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃) |
この表示がついていたら、ご家庭の乾燥機を使用して衣類の乾燥をしても大丈夫です。また、丸の中の点が2つ(・・)の場合は乾燥温度が高めでも大丈夫ということを表わしています。
低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃) |
丸の中の点が1つ(・)の場合は、ご家庭の乾燥機を使用しても良いですが、低めの温度設定にしましょう。
タンブル乾燥禁止 |
この表示がついている衣類は、ご家庭でのタンブル乾燥はできません。
自然乾燥には「ぬれ干し」の記号が追加されました。
従来からある「自然乾燥」に関する表示記号についても、新たに「ぬれ干し」に関する表示記号が追加されました。
「ぬれ干し」とは洗濯機による脱水や手でねじり絞りをしないで干すことをいいます。
従来の「絞り方」に関する表示は廃止されましたが、「ぬれ干し」の表示記号に同様の意味が含まれています。
自然乾燥に関する表示記号は以下のとおりです。
つり干しがよい | |
日陰のつり干しがよい | |
平干しがよい | |
日陰の平干しがよい |
以上の4つは従来から存在している内容ですが記号が大きく変わりました。シンプルになりましたね。
新たに加えられた「ぬれ干し」に関する記号は以下のとおりです。
ぬれつり干しがよい | |
日陰のぬれつり干しがよい | |
ぬれ平干しがよい | |
日陰のぬれ平干しがよい |
従来の絞り方の表示にあった「ヨワク」という記号に相当するものは新しい表示では無くなってしまいましたが、必要に応じて記号のそばに「弱く絞る」など文字で表示されますので、あわせて確認するようにしてください。
不安な場合はクリーニング屋にお任せください!
新しい洗濯表示は従来よりもバリエーションが増え、衣類に応じてより適切な乾燥方法を表現できるようになりました。
しかし、種類が多いので覚えるのが少々大変かも!?
もしも衣類の乾燥で不安を感じることがありましたら、ぜひ山口県岩国市のさくらクリーニングにお任せください!
新しい洗濯表示に応じた適切な方法にてプロの技術で綺麗に仕上げます♪