ダイニングチェア・ワークチェアもたまには掃除したい!
日頃何気なく使っているダイニングチェアや、本を読んだりパソコンを使ったりする時のワークチェア。
座り心地やデザインなどにこだわって購入された方も多いでしょう。
ところでその椅子たち、いつもお手入れしていますか?
椅子は案外汚れている
汗や皮脂、食べこぼしなど
布団や衣類同様、椅子だって使っている間に汚れてきますよね。
服を着て座っていても、汗や皮脂は蓄積されます。
蓄積された汚れは、シミや変色、ニオイやカビの原因にもなります。
ダニやホコリ、花粉などでアレルギー症状が出ることだってあるかも知れません(+_+)
ダイニングチェアならば食べこぼしによる汚れも気になりますよね。
素材によって適切なお手入れ方法を
布張りの椅子や革張りの椅子、木製やプラスチック、スチールなど様々な椅子があります。
お手入れ方法を間違うと
「せっかくキレイにしたつもりの椅子にカビが!!」
「柔らかかったポリウレタンの座面にひび割れが!!」
という悲しい結果になってしまうことがありますので注意が必要です。
椅子のお手入れの基本
ホコリを落とす
掃除機や柔らかいブラシなどでホコリやゴミをしっかり落とします。
汚れを落とす
素材に合った洗剤を布などに浸み込ませ、硬く絞ったら拭き掃除をします。
背もたれや脚の部分は木製ワックス仕上げ、座面は布製など素材が違うものの場合は、同じ洗剤が使えるのか良く確認してから拭き掃除をします。
椅子の裏側や、ひじ掛けの裏側なども見落とさずに拭いてください。
床との接地面も綺麗にしましょう。
コロが付いているものは回しながら隙間についている汚れもしっかり落とします。
しっかり洗剤分を取り除く
椅子に洗剤分が残らないよう、硬く絞った柔らかい布で数回水拭きします。
ゴシゴシ擦ると塗料が剥がれたり、生地を傷めることがありますので、優しく拭きましょう。
良く乾かす
水拭きした後は必ず、乾拭きもします。
表面や隅の方に水分が残らないよう、しっかり乾拭きしてください。
綺麗になった椅子は、風通しの良い直射日光の当たらない場所で良く乾かします。
仕上げのワックスや、防水スプレーは乾いた後に使うと効果が高いでしょう。
カバーをかける場合には、これら全てが良く乾いてからです。
素材別お手入れ方法
布製・合成皮革(ビニールレザー)
比較的お手入れがしやすい素材です。
ホコリをよく拭き取った後、30℃~40℃ほどのぬるま湯に衣類用の中性洗剤を5%程度に薄めた洗剤液を作ります。
柔らかい布を浸して固く絞ったもので、まず目立たない部分を試しに拭いてみます。
色落ちや変色がないか確認してから全体を優しく叩くように拭いて、汚れを落としましょう。
この後は基本通り、洗剤分を良く落としてからしっかり乾かします。
本革製
本革製の場合は専用のクリーナーを使います。
目立たない部分で試しぶきをし、色落ちや変色がないか確認してから全体を軽く拭きます。
本革製品には皮革保護クリームを塗ることもお忘れなく。
柔らかい布で薄く薄く塗ることで、革の潤いや栄養を補給する役目をします。
もちろん、座った人がベタベタになるような厚塗りは絶対NGです。
少し手間はかかりますが、クリーナーも保護クリームも、優しく優しく布を動かすことがポイントです。
そしてしっかり乾燥させれば長持ちしますよ。
メッシュ素材
オフィスチェアなどに良く用いられるメッシュ素材は、ザブザブ洗えるイメージですが、実は水洗いに適していません。
汚れは確かに落ちるのですが、乾かす時に繊維が縮んだり変形したりしてしまうのです(*_*)
長時間座ることも多いワークチェアのメッシュ素材には重曹を使うと良いでしょう。
40℃程の1Lのお湯に大さじ3倍程度の重曹を良く溶かし、柔らかい布を浸したら固く絞ります。
メッシュ素材に力がかからないように気を付けながら汚れを落としていきましょう。
この後は固く絞った布で水拭きして、乾いた柔らかい布で乾拭き、良く乾かせば完了です。
日頃から気を付けて
椅子に限ったことではないですが、日頃お掃除をする時には「目の高さ」を変えて部屋の中を見渡してみると、
「椅子の裏のねじが緩んでいる!」
「テーブルの裏が汚れてる!」
「エアコンの上にホコリが積もってる!」
など発見しやすくなります^^
綺麗にお掃除をした部屋にゴロンと寝っ転がって、下から見た世界や、時々は脚立にのって上から見た世界など、目の高さを変えて新しい発見をしてみてくださいね。
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