衣類も日焼けする?
少しずつ陽が長くなってきたことを実感する今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか?
この時期は天気が良くても気温が低く、なかなか洗濯物がパリッと乾かないので春が待ち遠しく感じますよね。
しかし洗濯物が乾きづらいからと言って、日なたに長時間干しっぱなしにしていませんか?
実はこれ、お肌と同様繊維にも悪い影響があるんです。
そう「日焼け」を起こすんです( ゚Д゚)
繊維の日焼けとはどういう状態?
繊維の日焼けは、紫外線が衣類などの表面に当たり、色あせしてしたり、繊維自体が弱ってしまう状態のことをいいます。
濃い色の衣類は薄くなるような状態に、また繊維の種類によっては黄ばんだようになってくるものもあります。
どんなものが日焼けしやすいの?
「ザブザブ洗ってパリッと乾かす」というイメージがある綿のTシャツなどは、日焼けして表地と裏の色合いが変わってしまっているものの代表格ですね(^_^;)
その他にも日焼けに弱い繊維があります。
ウールや絹などの動物性たんぱく質でできた繊維は紫外線に要注意です。
では化学繊維なら大丈夫かというとそうでもなく、ナイロンは紫外線で黄ばんでしまうことがあります(T_T)
洗濯物の干し方に工夫を!
「日なたの方が暖かいし、カラっと乾きそう」と思われるかもしれませんが、ちょっと待った!!
日当たりの良い場所に長時間干すと繊維が日焼けしてしまいます。
ではどうすればいいのか?
風通しの良い場所に干す
実は洗濯物を乾かすのに必要なのは「風通し」です。
洗濯物同士の間隔をあけたり、風の向きを考えたりして干してみてください。
日陰でも風通しの良い場所に干せば、ずいぶん乾く時間が短縮されます。
裏表をひっくり返して干す
紫外線が服の表面に当たり、色が褪せてしまうのを防ぐために、裏表をひっくり返して風通しの良いところに干します。
これもまた日焼け防止対策になります。
ジーンズなどもひっくり返して干すと、色あせだけでなく内側のポケットなどが乾きやすいですしね^^
日焼けするのは衣類だけとは限りません
衣類だけでなく、ウールの毛布や羽毛の布団といった寝具も同様です。
スッキリ晴れた日に「お布団を干そう♪」と思われる方も多いかと思います。
寝ている間に体から出た汗などの湿気を乾かすことで、大切な寝具をカビから守りますからね^^
しかしウールの毛布や羽毛布団を日なたに長時間干すと色あせの原因になったり、羽毛の繊維がダメージを受けて暖かさが半減したりしますので、洗濯物同様、風通しの良い日陰に干した方が良いでしょう。
(寝具に関しては、外に干して湿気は取れても、汚れは取れていませんから、こちらの記事を参考にしてみて下さいね)
繊維の日焼けまとめ
日焼けは「紫外線」を受けることによって発生します。厳密に言うと、日光だけではなく蛍光灯の明りにも紫外線は含まれているわけです。
日常生活を送る上で紫外線を受けずに暮らすことは出来ませんから、どうしたって皮膚も繊維も日焼けします。肌に日焼け止めを塗って紫外線を防止するように、衣類も出来る範囲で紫外線から守ってあげましょう。これが「日陰干し」という対策です。必要以上に紫外線にさらしてダメージやストレスを与えないことが、長持ちさせる秘訣ですよ^^
お気に入りの洋服が色褪せてしまったり、繊維が弱くなって破けてしまったら残念ですからね。
大きな物でご家庭では洗濯できないもの、厚物でご家庭で乾かすことができないものなどは、プロにお任せください。
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