ペットの抜け毛の掃除法
立春を過ぎても、まだまだ厳寒の季節ですね。
いつも温かい部屋で、ぬくぬくとしているペットたちが羨ましいです(*_*)
ペットと言えば、どうしても気になるのが部屋のニオイと抜けた毛などの汚れですね。
一日に何度も掃除機をかける方もいらっしゃることでしょう。
インスタグラムなど見ていると、可愛いペットの写真とキレイなお部屋なども見つけることができますが、どうやって部屋をキレイに保つのか、今日はペットをお部屋で飼っている場合の、お掃除についてご紹介しましょう。
部屋中に動物の毛が!!
絨毯やカーペット
全ての部屋がフローリングであれば、掃除機を掛けるのも簡単でしょう。しかし、ペットの足腰に良くないという理由や、断熱効果の面でカーペットを敷いているお宅も多いでしょう。
カーペットに付いた動物の毛は中々やっかいですね。掃除機やお掃除ロボットで吸い取っても、取り切れていません(*_*)
掃除機と併用して便利アイテムを使うと良いですよ。
粘着テープ
コロコロの愛称で親しまれていますね。柄の長いものや短い物、絨毯用の大きめのものから、衣類用の小さいものまで様々揃っています。
気になった時すぐ使えて便利です。
が、コロコロしては粘着シートを剥がして、コロコロして。。。ややコスパが悪い部分は否めません。
ゴム手袋
掃除用のゴム手袋や、滑り止めのゴムが付いている軍手でもOKです。
手袋をして、カーペットをザーッと撫でます。びっくりするほど毛埃が取れます。
特に部屋の隅のほうなど試してみてください。かなりの効果を発揮します。
しかし薄手のゴム手袋では、数回使うと指のあたりに穴が開いてしまいますし、地味にしんどい作業でもあります(^^;)
ペットの抜け毛用スポンジ
目の細かいスポンジのような便利グッズです。軽くこするだけで、繊維に入り込んでしまったペットの毛を取り除き、消しゴムのカスのようにまとめてくれます。殆ど力は必要なく、ゴム手袋よりは格段に楽ではありますが、広範囲にはつらいかもしれません。。。
ロールブラシとエチケットブラシのクリーナー
ハンディエコクリーナーと言われるだけあって、フローリングも絨毯もこれ一つで掃除できます。
小さい箱の下側にロール状のブラシと、ロール状のエチケットブラシが並んでいて、コロコロと転がすと、箱の中にホコリやペットの毛が入るという仕組みになっています。
掃除機をかけた後に使ってもかなりの毛が取れますから、効果は大きいですね。
毛玉取りブラシ
豚毛で出来たブラシです。衣類ブラシより毛足が短いので、カーペットなどを擦りやすいです。
結局こういった昔ながらのアイテムの方が使いやすかったりしますね^^
因みに豚毛という獣毛なので静電気が起きにくいのです。これが合成繊維だと、かえって静電気が帯電してホコリが付きやすくなります(^^;)
カーテンや家具
床の毛埃は取れたものの、カーテンやソファーなどあちこちに飛び散っている厄介な毛。
こちらも掃除機で吸い取ったり、ソファーやクッションなどは小まめにカバーを洗濯しましょう。その際に柔軟剤を入れておくと静電気が減り、毛埃を吸い寄せる力が少し減ります。
換気扇やエアコンのフィルター
目に見える範囲だけでなく、エアコンのフィルターなどにも結構動物の毛が絡まっていますよ。
せっかく掃除したお部屋に毛埃を拡散させないために、フィルター掃除はマメに行って下さい。
溜まってしまうとコワイ動物の毛やホコリ
「人間はホコリでは死なない!」と開き直ってはいけません。
動物の毛や埃などで、思わぬトラブルになることもあります。
アレルゲンの温床に!?
動物の毛や埃を放置していると、ダニが発生する原因に繋がります。また動物の毛についていた細菌が繁殖してしまうこともあります(コワい!!)
これらが人の体内に入って体調不良を起こしたり、大事な家族であるペットたちの皮膚病や呼吸器、胃腸にも病気を引き起こすことがあるのです。
火災の原因に!?
病気だけではありません。部屋の隅の方で固まっている毛埃に、何かのはずみでコンセントから火花が飛び、引火、火災へ。。。という恐ろしい事態も毎年起きています。
こまめにお掃除することで簡単に防ぐことができますので、ぜひ忘れずにいてくださいね。
ペットをブラッシングすることで抜け毛を減らす
抜け毛として落ちてしまう前に、ブラッシングという形で余分な毛を落としてしまえばいいのです。
これはペットたちとのスキンシップの点でも、皮下の血行を良くしてあげるためにも、とても有効な手段だと言われています。
小さいうちから毎日ブラッシングしてあげる習慣をつけておくと、嫌がることも無く気持ちよさそうにしていますね。
もしもブラッシングが嫌いなペットちゃんがいたら、摩擦や毛の引っ掛かりなどが痛くないブラシに変えてあげると喜ぶようになりますよ。
動物のニオイが付いているけど気が付かない!?
ペットをお部屋で飼っていると、ニオイの問題もありますね。
ところが困ったことにこの「ニオイ」、暮らしている方は慣れてしまって案外気が付いていないことがあります。
犬猫に限らず、ウサギやハムスターなど色々な動物たちが、それぞれのニオイの元になっているかもしれません。
原因として考えられるものは。。。?
体臭
動物用のシャンプーでしっかり洗って、しっかり濯ぐ。ドライヤーできちんと乾かしてあげてください。
耳や目、お尻の周りの汚れは特に強い体臭となりますので、良くふいてあげましょう。
排泄の失敗
これもありますねぇ。。。前足はシートに掛かってるんだけど、あと2歩前に動いてくれれば。。。(T_T)
カーペットにシミが付いてしまったら「こすらない!」が鉄則。
こちらを参考に、出来るだけ早く対処しましょう。
直接触れていなくてもニオイは付く!?
カーテンやダイニングチェアなど、動物たちが直接触れていなくても、布にはニオイが付きます。
洗えるものはもちろん「洗う」ことが一番の解決策ですが、洗えないものはどうしたら良いでしょうか?
窓を開けて換気を
簡単なことではありますが、部屋の空気を入れ替えるのはとても効果があります。
空気清浄機
ペット用の脱臭効果のある空気清浄機というものがあります。業務用のオゾン脱臭を応用した家庭用の空気脱臭清浄機です。アレルギーがある方は試してみると良いかもしれません。
ペット用の消臭剤
消臭スプレーですが、通常ドラッグストアで売られている「ニオイに匂いを被せて気にならなくする」という発想ではなく、ニオイを発している物質を中和→分解するスプレー剤があります。
主にアンモニア臭を分解して水に戻し、ペットにも安心な薬剤です。
根本の汚れを取ることが大切!
しかし汚れもニオイも、無害化したところで「無くなってはいない」わけですから、結論から言うと、やはり洗ってサッパリさせることが一番の解決策です。
ペットを室内飼いされる場合、ソファーやベッド、椅子や棚の上などには「直ぐに洗える」カバーをかけるなど工夫してみてください。
それでもご家庭で洗うのが難しいカーペットやカーテンなどの大きいものは、クリーニング店にお任せください。
清潔で安全な住空間づくりのお手伝いをいたします。
お洗濯の疑問やご不明なことがあれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/