汗のニオイ、気になりませんか?
汗ばむ陽気になってきましたね。
出勤するまでに汗、階段を上ると汗、お昼ご飯を食べても汗(^^;)
今からこんなに汗をかいていたら、夏場はもう汗だくで大変!!
ということで今回は「汗」をテーマにブログを書いてみようと思います。
なぜ汗をかくの?
素朴な疑問です。人はなぜ汗をかくのでしょうか?
汗の最も重要な役割は体温の調節機能です。外気温が高い環境にいる時や運動した時、発熱で体温が高くなった時に汗をかきます。汗の水分が皮膚で蒸発する時に熱が奪われ、体温が必要以上に上がることを防いでいます。
こうして熱を外に逃がすことでバランスをとり、体温を36.5℃前後に保っているのです。
汗をかかなかったら熱が体に籠ってしまい、生命を維持することができないのです。
汗には種類がある?!
汗をかくことは健康な生活を送るためにとても大切だということが分かりました。
私達は日ごろ色々な場面で汗をかいています。
温熱性発汗
これは上記で書いた「体温を調節するためにかく汗」のことです。
精神性発汗
緊張したり興奮したりといった、精神的な理由が原因でおこる発汗を指します。
初めての面接でじとーっと手汗をかいたり、アクション映画を見ている時に「手に汗を握る」という経験をしたこともあるでしょう。
精神的発汗は大抵の場合手のひらや足の裏など局所的な汗をかくことが多いです。
味覚性発汗
辛いカレーや激辛料理を食べたときにかく汗です。特におでこにかくことが多いです。
汗の成分とは?
普段かいている汗も、それぞれのシチュエーションで違う種類だということが分かりました。
ところで汗は何からできているのでしょうか?
何となく「何かの水分だよね?」ということは察しがついているのですが。。。
手元の辞書によると
<<皮膚の汗腺から分泌される液。水と微量の食塩、尿素などからなり皮膚の乾燥を防ぎ、また体温の調節をする。>>
なるほど。成分は99%が水、あとは塩分や尿素などという事です。
ヒトの汗腺
汗の定義は皮膚の汗腺から分泌される体液ですが、汗腺には2種類あるというのをご存知ですか?
エクリン汗腺
体全体に分布する汗腺です。主に体温を調節する役目を担っています。
アポクリン汗腺
ここから出る汗は体温とは関係なく働き、水分の他にたんぱく質や脂質などの有機成分も含まれています。アポクリン汗腺は腋の下、外耳道、外陰部など体毛のある限られた部分にしかありませんがこの汗腺から出るニオイ物質と汗とが混ざって体臭となります。
汗のニオイの原因とは?
汗をかくのは体のために必要なことですが、衣類に着いた汗は時間の経過とともにニオイが気になる、ということもありますよね。
この汗のニオイの原因は繁殖した雑菌によるものなんです。
汗や皮脂などをエサにして雑菌が繁殖し、ニオイへと変化します。
汗は元々ほとんど無臭なので、汗をかいてすぐに臭うわけではなく、時間が経って雑菌がニオイの基となる分解物を生成、この分解物がニオイの原因です。
洗濯はこまめに
雑菌は高温多湿が好きなので、もっともよく汗をかく季節である夏場などは雑菌の繁殖も早まります。
出来れば汗をかいた洗濯物はすぐに洗濯するのがお勧めです。
また洗濯機の容量いっぱいに洗濯物をギュウギュウ入れて洗濯するのは洗浄能力が低下するので、余裕を持った量で回した方が良いでしょう。
衣類の汗シミを目立たなくする方法
着終わった衣類を洗うのはニオイ対策に有効ですが、着ている最中の衣類の汗シミも気になりますよね。
特に腋の下の汗シミ「恥ずかしい。。。」とならないために、いくつか対策をご紹介しましょう。
防水スプレーで汗シミを防ぐ
服を内側から防水加工してしまえば汗シミが目立ちません。防水スプレーは汗が気になる部分にだけ、スプレーしておきましょう。
汗止めバンドで上半身の汗をストップ
腋の下の高さに帯紐のようなベルトをきつめに締めることで、上半身の汗を減らせます。これは舞妓さんが顔などの汗をかかないようにするための工夫だとか。
ベビーパウダーでサラサラ
ベビーパウダーを腋に付けることで、汗を吸ってくれます。
汗とりパットを利用する
おでかけ前に腋汗用のパットを衣類のわきの部分にペタッと貼る方法です。簡単にできますね。
いかがでしたでしょうか?
参考になれば幸いです^^
洗濯やクリーニングに関する疑問があれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/
さくらクリーニングは「工場のあるクリーニング店」です。他のクリーニング店で満足の頂けなかった衣類や、大切に洗いたい服などは山口県岩国市の【さくらクリーニング】に是非お持ちくださいね。