【洗濯表示】ご家庭での洗濯方法は「家庭洗濯」の記号を確認!
前回の記事でもお伝えしましたとおり、12月1日から衣類のラベルなどに記載される洗濯表示が新しくなりました。
新しい洗濯表示は大きく分けて「家庭洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5種類に分類されます。今回は、この中から「家庭洗濯」についてご紹介したいと思います。
12月1日以降に新しく購入した衣類についているラベルは、もうこの新しい洗濯表示に切り替わっているかもしれません。ご自身で衣類のお手入れをする際には「家庭洗濯」の表示は大変重要になりますの、この機会にぜひ知っておいていただきたいと思います。
新しい「家庭洗濯」の記号は14種類!
従来の「家庭洗濯」の表示はこんな感じでした。
従来は、洗濯機を使う場合と手洗いの場合とでは違う記号が使用されていました。
新しい「家庭洗濯」の表示では、1つの基本記号に液温を表わす数字や洗濯の強さを表わす記号を加え、ご家庭で衣類の洗濯をするときの条件を表現しています。その組み合わせは全部で14種類。たくさんあるように思えますが、とてもシンプルな記号ばかりです。
それでは、1つ1つ見ていってみましょう。
家庭での洗濯禁止 |
このマークがついている衣類は、残念ながらご家庭の洗濯機で洗うのはもちろん手洗いもしてはいけません。
ちなみに、×記号は「禁止」を表わしています。(×記号は他の「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の表示でも使われる共通の表現です。)
液温は40℃を限度とし、手洗いができる |
手のマーク→「手洗い」ってことですね。このマークがついていたら、40度以下の水またはお湯で手洗いをしましょう。
液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる |
上の3つはどれも30℃までの水またはお湯ならば洗濯機洗いOKという表示です。
3つの違いは記号の下にある下線の本数です。下線がないのは通常の洗濯機洗いでOKということ、また、下線がついていたら、デリケートな衣類なので弱い力で洗いましょうということになります。1本よりも2本の方がより弱い力で洗うことを求めています。
機械によってコースは異なりますが、洗濯機で洗う場合は衣類になるべく負担がかからないソフト洗いのコースを設定しましょう。
残りの9種類は、上の3表示の液温が異なるバージョンです。
液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | |
液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる | |
液温は50℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | |
液温は50℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | |
液温は60℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | |
液温は60℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | |
液温は70℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | |
液温は95℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる |
注意事項は文章で表示されています!
記号だけでは表せない注意事項については、文章で記号のそばに付記されます。
例えば「洗濯ネット利用」「裏返しにして洗う」「弱く絞る」などがあります。
衣類を傷めずに洗濯するためには必要な情報なので、見逃さない様にしてくださいね。
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