【洗濯表示】「クリーニング」編。ウェットクリーニングの記号が追加されました!
ここまで何回かに分けて12/1から施行された新しい洗濯表示についてご紹介してきましたが、最後に取り上げるのはクリーニングに関する記号です。
ご家庭で洗えない衣類はクリーニングに出すことが多いと思いますが、どんな記号がついていたらクリーニングOKなのか、出来れば皆さんにも知っておいていただきたいところなんです。なかには残念ながらクリーニング禁止記号が付いている衣類もありますので・・・(´・ω・`)
それでは早速、クリーニングに関する記号を確認してみましょう!
従来のクリーニングに関する表示記号
まずは従来の表示記号を見てみましょう。
従来は、ドライクリーニングに関する3つの記号がありました。
左から、「溶剤はパークロエチレン又は石油系が使用できる」「溶剤は石油系のものを使用する」「ドライクリーニングは出来ない」という意味になります。
新記号はドライクリーニングに加えてウェットクリーニングも!
新しい記号の形は従来と同じく丸型です。しかし、中に書かれている文字が全然違うものに変わりました。
そして、従来はドライクリーニングに関する記号だけでしたが、新たにウェットクリーニングに関する記号が追加されました。
ウェットクリーニングは、ドライクリーニングでは落とせない汗などの水溶性の汚れやシミを落とすことができるクリーニングです。高度な技術を要するので技術のあるクリーニング屋でしか対応できません。
もちろん、私たちさくらクリーニングはウェットクリーニングも取り扱っていますので、気になる方はぜひ、お問い合わせくださいね♪
それではまず、ドライクリーニングに関する記号を見てみましょう。
パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる | |
パークロロエチレン及び石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる | |
石油系溶剤によるドライクリーニングができる | |
石油系溶剤による弱いドライクリーニングができる | |
ドライクリーニング禁止 |
Pはパークロロエチレン溶剤、Fは石油系溶剤を使用することを示しています。
×は従来と同じでドライクリーニングはNGという意味ですね。
次に、新しく追加されたウェットクリーニングに関する記号です。
ウエットクリーニングができる | |
弱い操作によるウエットクリーニングができる | |
非常に弱い操作によるウエットクリーニングができる | |
ウエットクリーニング禁止 |
Wと書かれていたら、ウェットクリーニングを表わしています。下線の本数が多ければ多いほど、弱い力で洗わなければいけないことを示しています。
良く分からなければクリーニング屋にお任せください!
新しいクリーニングに関する洗濯表示記号はP、F、Wとアルファベットで書かれているだけなので分かりにくいかもしれません。
こんなの覚えられないよ~と思われたかもしれませんね。
しかし、安心してください♪
- 丸型の記号がクリーニングのことを表わしている
- ×以外ならばクリーニングで洗える
この2点だけ覚えておいていただければ大丈夫!
クリーニング屋にて洗濯表示に従って適切な溶剤を判断しますので、細かいことは置いときましょう(笑)
ご家庭で洗えないお洋服があったら、まずは洗濯表示を確認してみましょう。
そして、クリーニング禁止の記号がなければ、山口県岩国市のさくらクリーニングへ。
ぜひお持ちください!