チェック柄!の種類いろいろをご紹介!
トップスにもボトムスにも、アウター、インナー、靴やマフラー、身に付けるものばかりでなくテーブルクロスやカーテン、壁材など、あらゆるところで目にするチェック柄です。
種類が豊富な分だけ選択肢も多いのでしょう。
今日はそんな魅力的なチェック柄をご紹介します。
チェックの種類
ギンガムチェック
主に地色が白等の薄い色に、格子色は一色で構成され、縦横とも同じ太さの縞模様でできたシンプルな定番格子柄です。
ブラウス、ワンピース、エプロンやインテリアなどに使用されているのをよく見かけますね。
タータンチェック
タータンチェックは多色の糸で綾織りにした格子柄の織物で、スコットランド、イギリスを代表する柄です。
元はスコットランドの氏族が家の文様として用いられたものなので、日本の家紋同様にそれぞれのタータンには名前が付けられ登録されているんですよ^^
もちろん王家のタータンもあります。
グレンチェック
グレンチェックとは、千鳥格子柄とヘアライン(髪の毛のように細い線)の格子柄を組み合わせた柄のことです。
緯糸に濃色2本、明色2本あるいは濃色4本、明色4本を繰り返しで綾織にしてつくった柄で、白や黒、茶などの配色が多く上品なイメージです。
アーガイルチェック
スコットランドのアーガイル地方で伝統に使われてきたチェック柄で、菱形と細い斜めのラインで作られたチェック柄です。
ニットでよく見かけますね。
マドラスチェック
日本名は大格子柄と呼びます。
インドの地方を原産地とするインディアマドラスという平織綿布に見られる多色使いの不規則な大格子柄です。
サマージャケット、シャツ、ショートパンツに多く用いられる柄です。
ビビットな色遣いが暑い国を思わせますね。
バーバリーチェック
バーバリーチェックは、茶色をベースに黒と白の太めの線と赤の細めのラインで構成されています。
このチェック柄は、コートの裏地としてデザインされたのがきっかけだとか。
バーバリー・チェックは「カントリー・タータン」と呼ばれる柄からアレンジしたもので公募で決定した名前ですが、現在では登録商標となっています。
千鳥格子
チェックの一つひとつの形がハウンド・トゥース(犬の牙)に似ているのでこう呼ばれています。
日本名の「千鳥格子」のほうがしっくりくる方も多いかもしれません。
色は「黒・白」または「白・茶」の組合せが基本です。
シェパードチェック
羊飼いを意味するシェパードの意味で、スコットランドの牧羊家がはじめて着用したことに由来しています。
元々は白地に黒の小さな格子柄を配した柄のことでしたが、現在では、多様な色も使われています。
格子が右上がりに見えるのが特徴です。
ブロックチェック
チェス盤のような格子が正方形のブロックになるように太いラインが交差しているチェック柄です。
日本では「市松模様」と呼ばれていますが、これは江戸時代の歌舞伎役者、初代・佐野川市松が白と紺の正方形を交互に配した袴を履き人気を博したことに由来しています。
色々ご紹介しましたが、お気に入りのチェック柄はありましたか?
ぜひ毎日のファッションに、上手に取り入れてみてくださいね。