アイロンの上手な使い方 いつもパリッとした人になれますよ
アイロンがけは手間だし上手にできないし・・・と思ってはいませんか?
アイロンはほんの少しのコツを抑えることで、早く効果的に使うことができます。
アイロンを上手に使うには
アイロンの種類
新しくアイロンを購入する方も、もう持ってるよと言う方も、アイロンの種類と特徴を知り効果的な使い方を抑えておきましょう。
■ドライアイロンとスチームアイロン
一般的にご家庭で使うアイロンは「スチームアイロン」が主流ですね。しかしスチームアイロンにも「ドライ」「スチーム」が切り替えられるスイッチが付いていることも多いでしょう。
ドライアイロンは熱で衣類のシワを伸ばしますが、スチームアイロンは蒸気を当てて衣類のシワを伸ばします。
【ドライ】
霧吹きを使ってアイロンをかける時
生乾きの薄い布にかける時
合成繊維にアイロンをかける時
【スチーム】
ズボンなどに折り目を付けたい時
シワを取りたい時
セーターの形を整える時
薄手の衣類をきれいに仕上げたい時
■コードレスアイロンとコードありタイプのアイロン
コードレスアイロンは動かす時に制約がないためストレスなく使用できますが、コードありのアイロンに比べると上記や熱のパワーが弱く、持続時間が短いこともありしっかりシワが伸ばせない場合も出てきます。
用意するもの
アイロン
アイロン台
当て布
霧吹き
これらを用意してアイロンにスイッチを入れますが、必ずアイロンをかける服の取扱い表示を確認しましょう。
衣類によって温度が異なっていることが分かると思います。
アイロンの絵にバツが付いているものはアイロン不可です。
またアイロンの下に波線が描いてあるものは当て布が必要です。
温度を使い分ける
一般的な温度設定をご紹介します。
■綿・麻
高温(180℃~210℃)
■ウール・シルク・ナイロン・ポリエステル・レーション
中温(140℃~160℃)
■アクリル・ポリウレタン・アセテート
低温(80℃~120℃)
これを目安にしてみてください。
シャツのアイロンがけ
ワイシャツやブラウスなどシャツ類にアイロンをかける機会は多いでしょう。
その時に「難しい」と感じるのは袖口やボタン周り、肩の部分など細かい部分ではないですか?
アイロンをきれいにかける順番としては、このような細かい部分を先に仕上げます。
襟 → 袖口 → 肩と袖 → ボタン周り → 身ごろ
この時、衣類の縫い目を引っ張るようにしながらアイロンをかけると上手にできます。
身ごろのシワがなかなか取れない時には、ドライモードで霧吹きを使ってアイロンをかけてみてください。
ニットのアイロンがけ
セーターなどのニット素材にアイロンをかける時には、力をかけなくてもスチームを当てられるスチームアイロンでふんわりとアイロンをかけます。
肘の部分が少し出っ張ってしまっている衣類や、スラックスの折り目を直したいときにもスチームは有効です。
形を整えながら仕上げましょう。
アイロンがけのコツ
■複数の衣類にアイロンをかける時には、温度設定の低いものから順番に掛けます。これは先に高温を使ってしまうと、次に温度を下げるのに時間がかかってしまうためです。
■アイロンをかけてすぐの衣類は、必ず冷ましてからたたみます。熱いうちに仕舞うとスチームの蒸気が籠っていたリ、熱によってシワが付いたりしてしまうためです。
■いつもきれいなアイロンを使うためにアイロンに入れたスチーム用の水は、使用後に全て空けておきましょう。アイロンに水が残ったまま放置すると、水垢が付いて目詰まりを起こしてしまいます。ぜひ気をつけてください。
いかがでしょうか。
ドライとスチームを上手に使って、いつでもパリッとした着こなしを楽しみましょう。