スーツケースのメンテナンスと保管の工夫
帰省や海外旅行など、楽しいお出かけが増える季節ですね。
特に「まとまったお休みが取れた!」とスーツケースを持って旅行された方も多いのでは?^^
今回はこの、旅行に欠かせないスーツケースについて便利な情報をいくつかご紹介しましょう。
スーツケースは買う?借りる?
海外旅行の予定が決まってウキウキ!
「さぁ、何を持っていこうかな」となりますが、その持ち物を何に入れていきましょうか。
スーツケースを持っていない場合には「買う」か「レンタル」するか、迷いますね。。。
どちらがお得?
一昔前はスーツケースも高価なものでしたが、ここ数年では軽くて値頃な、1万円を切る価格のスーツケースも多いです。
一方レンタルは5日~10日間で2,000円~4,000円ぐらいが相場ですから、2回レンタルすると新品が一つ買えるぐらいなんですね。
決め手はスーツケースの「寿命」
どんな物にでも「寿命」はあります。
スーツケースの場合はどうでしょう。
各メーカーによると
”材質、材質の純度により、多少は寿命が異なりますが、どの素材にしてもプラスチックが使われている部分(ボディ・キャスター等)においては5年程”
スーツケースの寿命が5年ということは、「これから5年間の間に、何回スーツケースを使用するか」で、購入するか、レンタルするかを考えた方が良さそうですね。
スーツケース選び
買うにしろ、レンタルするにしろ、どんなスーツケースが良いのでしょうか?
強度と軽さの関係は?
一般的にスーツケースには「ソフトキャリーケース」という布製のものと「ハードスーツケース」というポリカーボネートなどの素材のものがあります(このほかにも金属製や皮革製などもありますが)。
・ソフトケースは軽いけど壊れやすい
・ハードケースは強いけど重い
と言われてきましたが、最近の製品はそんなことないですね^^
ソフトケースでも裂けや破れに強い化繊の布でできていたり、ハードケースでも指一本で持ち上げられるほど軽いものもあります。
どちらが良いかはご自分の好みでしょうか^^
例えばお土産として瓶のもの(ワインやウィスキーを買って帰国したい方は、ハードケースの方が良いでしょうし、ジッパーの開け閉めだけでケースの厚さが調節できる方が良い、という場合にはソフトケースが適してますね)
大きさはどの位が良いの?
何泊の旅行に行くのか、行先は暑い国か、寒い国か、どの様なスタイルの旅行か(例えばドレスコードのあるレストランに行きたい!など)によって荷物の量は違ってくるかとも思いますが。。。
1~3泊 |
高さ50~60㎝、容量は30~40Lのコンパクトなサイズ。このサイズのスーツケースは機内に持ち込めるものが多いので、身軽に旅をしたい人は長期間の旅行でも活用しています |
3~6泊 |
高さは60~70㎝台で、容量は60~70L。もし旅行先が決まっているわけではなく、将来海外に行くときのために買っておきたいのなら、このサイズがオススメです |
7泊~ |
高さは90㎝前後、容量は90L以上の大型サイズなら、荷物もたっぷり入ります。 |
ご自分の1人用としてはこのようなサイズ感が一般的のようです。ご家族の分なども一緒に詰めていく場合などは、また変わってきますね(;^_^
チェックポイント
スーツケースを選ぶときに、見落としがちだけれども重要なポイントがあります。
それは実際の使用感です。
・ハンドルを自分の身長に合わせて高さを調節し、4輪で横に走行させたり、斜めに倒して2輪で引っ張ってみましょう。ハンドルを使いやすい高さに調節できるか、倒して引いても身体から遠く離れすぎないかをチェックします。
・スーツケースで一番消耗するのは車輪です。またハンドルも使用頻度が高いので、用途に合わせて使いやすいかどうかをチェックしましょう。
スーツケースのメンテナンス方法
楽しかった旅行を快適にしてくれたスーツケース!ありがとう(^^♪
帰ってきたら、早速お手入れをしてあげましょう
車輪の部分
屋外でコロコロと引っ張ったのですから、車輪(ホイール部分)は一番汚れている可能性が高いですね。
部屋に持ち込む前に、固く絞った濡れタオルや、ウェットティッシュなどで念入りに拭きましょう。
車輪や金具に髪の毛やホコリなどが絡まっている時は、きれいに取り除きます。
ソフトキャリーケースのボティのお手入れ
素材がナイロンなどの繊維ですから、中性洗剤を薄めた液をタオルなどに付けて、固く絞ってから拭くだけでキレイになります。
ただしあまりゴシゴシと洗ってしまうと、表面の防水、撥水加工が剥がれてしまいますので要注意です。
ハードスーツケースのボディのお手入れ
こちらも中性洗剤を薄めたもので拭くだけです。
空港で張り付けられたシールを剥がすために、シンナー類を使うのは良くないです。変形したり変色したりする可能性があります。
シールをキレイに剥がしたいときは、ドライヤーで温めると糊が柔らかくなり剥がしやすいです(ドライヤーも熱風を当てすぎると、変形したり変色したりする恐れがありますので注意してください)。
ボディ内側のお手入れ
中身は全部取り出して、ポケットも全て空にしてから中性洗剤を薄めた液を付けたタオルなどを、良く絞ったもので拭き掃除をします。ウェットティッシュでも良いです。
どうしてもニオイが付いてしまって取れない、という場合には、重曹を粉のまま中に振りかけて1日おき、そのあと掃除機で吸い取ったり、重曹を水に溶かしてスプレー上にして吹きかけるという方法もあります。
内部を拭いたら、良く乾かします。
お手入れのとても重要な部分です(^^)/
カビが生えたり、嫌なニオイが籠ったりしないように、良~く乾かしてからしまいます。
乾燥材を入れてからしまうと更にGoodです。
スーツケースの保管が大変!?
スーツケースをレンタルで済ませたい方の多くは、この「収納」に悩むので、買うのは考えてしまうのではないでしょうか?
正直、場所取りますしね(-_-;)
出来るだけ湿度の低いところ
カビが生えたりしないように乾燥剤を入れて、湿度の低いところに置きましょう。
中のスペースを活用
大きい空洞のまま収納するのは勿体ない!
こたつ掛けや、毛布などを圧縮袋に入れて小さくしてから入れると、驚くほどたくさんのものが入りますね。
入れてはいけないもの
湿り気がある物や、ニオイがあるもの、重いものや細々したものは入れるのをやめましょう。
スーツケースの内側を傷めたり、ケース自体が壊れたり、使おうと思ったときに中身を置く場所に困ったり(-_-;)、という問題が発生しますから。。。
便利な収納サービスを利用する
どうしても置く場所がない!という場合には、トランクルームを利用するのも有効な方法ですね。
トランクルームは温度や湿度を管理しているところが多いので、カビの心配は減ります。
最近ではトランクルームより更に小さいサイズの収納もあり、1アイテム(1箱単位)で預けられるそうですので、利用料金も抑えられるとのこと。
必要な時にスマホから専用アプリでピピッとすると、直ぐに宅配便で送られてくる便利なサービスだそうです。
今回はスーツケースのお手入れなどを中心にご紹介しました。お気に入りのケースを購入したら、寿命の5年と言わず、長く使いたいですよね。
スーツケースの中に何かこぼしてしまった、シミになってしまった、などご自分で処理できない汚れがありましたら、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/
さくらクリーニングは「工場のあるクリーニング店」です。他のクリーニング店で満足の頂けなかった衣類や、大切に洗いたい服などは山口県岩国市の【さくらクリーニング】に是非お持ちくださいね。