年末も忙しい方必見! 大掃除を計画的に今からしておく キッチン編
前回に引き続き、暮れになって慌てないように今から少しずつ大掃除を進めるためのポイントをご紹介したいと思います。
キッチンの大掃除はシンクを一番最後に
住まいの隅から隅までピカピカにしたいのは山々でしょうが、時間の都合が付かない方も多いかと思います。
そんな方にお勧めなのがキッチンを4パートに分けて大掃除する方法です。
キッチンと言えば水周り。
シンクから取り掛かりたいところですが、シンクは一番最後にしましょう^^
先に他の部分を掃除してからシンクをピカピカにした方が効率が良いのです。
冷蔵庫の大掃除
まずは冷蔵庫の中身を全部出して空にします。
賞味期限を確認したり、何故か何本も眠っていたチューブの調味料などの不用品を整理してみましょう。
空になった冷蔵庫のポケットの部分や引き出しなど、取り外せる部分は取り外して中性洗剤できれいに洗います。
この時に注意したいのが、一遍に全部外してしまわないこと!
どのパーツがどこに収まるのか分からなくなって、冷蔵庫のドアを開けっ放しにするのは避けたいですね(^_^;)
冷蔵庫の内側や側面は、洗剤をなるべく使わずに炭酸水などを吹きかけて、柔らかい布で拭き取ると驚くほどキレイになりますよ♪
炭酸水は気が抜けてしまったもので構いません。但し甘みや味の付いていないものに限ります。
食器や調味料などが置いてある棚類、引き出し類
お掃除を始める際のお約束として、「上から下へ」と覚えておいてください。
そう。棚でも壁でも、お掃除をする時には常に「上から下へ」順番に綺麗にしていきます。
棚の中の物を全部出して、冷蔵庫の時と同じように不要なものは処分します。
瓶や缶などの容器に汚れやホコリは付いていませんか?
気が付いた時に拭いておきましょうね^^
さて、棚の中側から掃除に取り掛かりがちですが、忘れやすい部分「棚の扉の上側や側面」を先に掃除してしまいましょう。
それから棚の上、横、下、という順に拭き掃除をしていきます。
中性洗剤を薄めたものを含ませて良く絞ったタオルや雑巾で汚れを取った後、水拭きをして洗剤分をぬぐってから乾拭きするとピカピカになりますね。
換気扇とガスコンロ周り
換気扇の羽の部分やフィルターにはどうしても油汚れが付いてしまいますよね(*_*)
油にホコリが付いてしまった換気扇を簡単にキレイにする方法をご紹介します。
■用意するもの■
・ゴミ袋などの大きくて換気扇の洗いたいパーツがすっぽり入るビニール袋
・油汚れ用のお掃除洗剤
・熱いお湯(シンクに栓をして5cmぐらいの深さになる量)
■洗い方■
1)油汚れを落としたい換気扇やフィルター類を用意した大きなビニール袋に入れます。
2)油汚れ用のお掃除洗剤を、ビニール袋の中の洗いたいパーツにシュッシュと吹きかけます。
3)シンクには栓をしておき、袋の中にお湯が入らないように気を付けながら袋の上から熱いお湯をかけ、袋の中の空気が抜けたらビニール袋の口は軽く縛っておきます。
4)このまま湯せんの状態でしばらく置き、お湯の温度が下がり、水になるまで待ちます。
5)この段階でほとんどの油汚れは取れてしまいますが、フィルターの隙間や細かい部分の汚れは、使い古した歯ブラシなどで軽く擦って落とします。
6)洗剤の袋から取り出したパーツは、シンクの水の中で濯ぎ洗いをすれば、べたつきも残らずピカピカに♪
これは洗剤に浸した状態で湯せんに掛けることで、油汚れを柔らかくして落としやすくする効果があります。
手肌に優しく、水も少しで済む油汚れ落とし方法です。ぜひお試しください。
次はガスコンロ。油が焦げた汚れが多いですよね。
毎日少しずつ蓄積した厄介な汚れです。
ここで役に立ってくれるのが、マジックパウダーこと「重曹」です^^
重曹は水に溶かすと弱アルカリ性に、しかし沸騰させると強アルカリ性になるという性質を持っています。
酸化した油汚れを落とすには効果抜群です。しかも研磨効果もありますから、擦り洗いが必要な五徳や魚焼きのグリルなどにも有効ですよ。
■用意するもの■
・大きな鍋
・重曹水(水1Lに対して重曹大さじ3杯の濃度)
■洗い方■
1)五徳などが入る大きさの鍋に重曹水をいれます。この段階では水の温度は低くて大丈夫です。
2)鍋ごと火にかけて沸騰させます。
3)重曹水が沸騰したら火を止めて、3時間ほど放置します。
4)細かい部分の汚れを使い古しの歯ブラシや、スポンジで軽くこするだけできれいになりますね。
シンクなどキッチンの水周り
シンクは日頃から気を付けていても汚れやすい部分ですね。
主な汚れの原因は「水垢」と「油汚れ」です。水道水に含まれるミネラルと食品に含まれるカルシウム成分が混ざり合うことによって水垢はできてしまいます。シンクを使っている以上、どうしても水垢や油汚れが出来てしまうのは仕方がないことなのです。
しかし汚れを落とそうと躍起になってゴシゴシこすると、ステンレスやホーローに傷を付けて、余計に汚れが目立ちやすくなってしまいます。
水垢と油汚れの両方を同時に落とそうとすると、強い洗剤が必要になりますが、洗剤自体のニオイがきつかったり取扱いに気を配ったり、手肌に優しくなかったりする場合があります。
水垢を先に落とし、それから油汚れを落とす「2度洗い」を試してみませんか?
水垢はお酢を2倍希釈したものや、みかんの皮、レモンの皮で擦ると落ちやすくなります。
黒ずんでしまった水垢の場合は、キッチンペーパーなどに2倍希釈のお酢を染み込ませて、汚れの部分に1時間ほど貼っておきましょう。
油汚れの方は、べたべたした感じの汚れです。
中性洗剤で落ちない時には重曹をクレンザーがわりにして擦ってみてください。シンクの輝きが戻ってくると思いますよ^^
では排水口のぬめりはどうしたら良いでしょうか?
「触るのも何だかイヤ!」という方には朗報です。
重曹を排水口に直接サラサラとふりかけ、60度ほどに熱したお酢を上からかけてみてください。
シュワシュワシュワーっと泡が出てきます。
この泡によって排水口のぬめり汚れや、嫌なニオイも同時に取ることができて、あっという間にお掃除も完了ですよ♪
以前に排水口のぬめりを簡単にお掃除する方法としてもご紹介していますので、こちらもあわせてお読みください。
今年も計画的に大掃除を済ませて、心地よい住まいにしましょうね^^
これからも毎日の生活を快適にできるようなアイデアをご紹介していきたいとおもっております<(_ _)>
洗濯やクリーニングに関する疑問やご質問は、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/