花粉症の季節がやってきますね。マスクが入手できなくても、少しでも花粉症軽減のためにしておきたい生活習慣。
今年は暖冬のせいか、ここ10年の平均より14日も早く花粉が飛び始めているそうです。
花粉症の皆さんは対策に悩まされてるかもしれません。
何故ってニュースで毎日報道されている新型コロナウィルスの影響か、マスクが店頭から姿を消してしまっているからです(T_T)
売り切れているマスクの売り場に少しでも入荷があると、わっと人が群がってまた売り切れてしまう・・・
今しばらくの我慢だとは分かっていても、花粉の飛散は待ってくれないし・・・
今回はマスクが手に入らなくても何か対策はないだろうか?という目線でアイデアをご紹介したいと思います。
マスクが無くても花粉対策!
症状を見極めよう
くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状が出る方は鼻の粘膜がアレルギー反応を起こしているので、鼻に花粉が入り込まないようにする方法があります。
ずばり「鼻マスク」です。
これは鼻の穴に直接挿入する形状のフィルターのようなものと考えて良いでしょう。もちろん花粉だけでなくハウスダストやPM2.5、粉じんなどからも鼻の粘膜を守る効果が期待できます。
水洗いし10回まで繰り返し使用できるということなので、マスクより経済的かもしれません。
「サイズも選べるけれども鼻マスクは異物感があって苦手」という方には花スプレーなどもお勧めです。
これは直接鼻からアレルギーを緩和させる薬を吸入することで、くしゃみや鼻水、鼻詰まりを抑える働きが期待できます。
目のかゆみや充血に悩まされる方は花粉対策用の眼鏡が便利かもしれませんね。
外出の際には目をしっかりガードしてアレルギーから守りましょう。
プラス目薬もお忘れなく。
顔が痒くなる、という症状の方もいらっしゃるでしょう。
マスクが入手できない今は、顔用のスプレーを試してみるのもいいでしょう。
顔や髪にシュッとひと吹きするだけでイオンのベールが花粉の付着を抑制してくれるので、アレルギー症状が緩和される効果が期待できます。
しかしいずれの商品も、症状がひどくなる前に使用を始めないと効果が少ないいとのこと。
早め早めに対応してくださいね。
内服薬はどうしてる?
「花粉症なんです(T_T)」と苦しい思いをされている方でも、医療機関で受診して、お薬を処方されているのは全体の40%ほどという調べもあります。
花粉症の症状があっても酷くなった時だけ市販の薬を飲んで凌いでいるという方が多いのです。
「病院に行くのは大げさ」と思われるかもしれませんが、自分の花粉症が重傷だという自覚がない場合が大多数です。
ガイドラインでは軽症、中等症、重症、最重症の4段階に重症度が分類されていて、ここで言う「重症」とは、
・「鼻が常に詰まっている感覚があり1日の中でかなりの時間口呼吸している」
・「1日の中でくしゃみを6~10回する」
このふたつの症状があれば「重症」に値するというのが医療機関の見方です。
思いのほか重症の人は多いのでは?
しかし重要なのは症状の段階を知ることではなくて不快感を軽減することです。
その鍵を握るのは「症状を感じたらできるだけ早く治療を開始すること」そして「治療を継続すること」この2つです。
「今日は少し楽な気がする」という理由で薬を飲むことをやめてしまうと、対症療法の意味がなくなってしまうのです(*_*)
病院の薬でも市販の薬でも、時期が過ぎるまでは継続することが大切なようです。
「眠くなるから薬は飲みたくない」という方は、ぜひお医者さんや薬局の薬剤師さんに相談してみてください。
最近の花粉症対策の薬は「第2世代」と呼ばれ、副作用がかなり軽減されているとのことです。
花粉を家に持ち込まない!
さてここまでご紹介してきた内容は、誰でもドラッグストアや薬局を一回りすれば見つけることができる方法でしたが、家に花粉を持ち込まないという防御策は、とても効果がありますが毎日コツコツと続ける必要がある方法です。
例えば玄関先ではコートや帽子、マフラーやバッグの花粉を落としてから室内に入ります。
この時バサバサと振ってしまうと逆効果ですから、縦にトントンと振り落とすようにしましょう。
コートなどで生地に凹凸がある物、花粉が滑り落ちにくい素材、静電気が起きやすく花粉が付きやすいものは、衣類ブラシで撫でるように花粉とホコリを払い落とせばお手入れにもなるので一石二鳥ですね^^
また静電気防止スプレーや防水スプレーをひと吹きしておくと、花粉やホコリが付きにくくなる効果も期待できますのでお試しください。
洗濯物を干す時は、なるべくなら外には出さず、室内で乾かすようにしましょう。
お部屋で空気清浄機をお使いの方は、フィルターをまめにお掃除するようにしてくださいね。
以前のブログでも「花粉を家に持ち込まない方法」についてご紹介していますので合わせてお読みください。
花粉症が悪化する前に、花粉の飛散が本格化する前に、ぜひ対処法を見直してみてください(^O^)/