清潔感溢れる真っ白い衣類 維持する秘訣は?
真っ白なTシャツや綿パンツ、ブラウスやテーブルクロスなど、お洒落な上に清潔感が溢れる衣類や生活用品は本当に素敵ですよね^^
雪のように輝くような白さは、汚れが目立ってしまうこともあるので躊躇される方も多いでしょう。
今回は「白と言ったら白!生成りでもオフホワイトでもなく、スーパーホワイトを保ちたい!」
そんな皆さんに、真っ白い繊維を美しいまま維持するためのヒントをご紹介したいと思います。
正しいお洗濯方法を!
白い物だけまとめて洗う
汚れものを全部洗濯機に入れて一気に洗うのはNGです(^_^;)
洗濯かごなどに一旦入れて、「白っぽいもの」「黒っぽいもの」に分けましょう。
これだけで濃い色の繊維から色移りする危険性がぐっと下がります。
洗剤の種類と水の温度も重要
洗濯表示をしっかり確認するのが第一段階です。
そして、使用が可能であれば、白っぽいものを洗う時の洗濯洗剤は、粉末の弱アルカリ性のものを使い、水も40℃ぐらいの温かい方が良いですね。
洗剤が溶けやすいだけでなく、白がくすんでしまう原因となる「酸化した」汚れを落としやすくするのです。
洗剤の種類と汚れ落ちの関係は、以前のブログでもご紹介していますので、ぜひお読みになってください。
真っ白な衣類やタオルを真っ白いまま保ちたい場合には、漂白剤も有効です。
酸素系漂白剤は失敗が少なく、使いやすいのかもしれません。
しかしながら、塩素系の漂白剤は繊維に負担大です。
基本的に「台所用」と考えましょう。
蛍光剤の働き
ところで「白が白く見えるのはなぜか?」と考えたことはありますか?
白が白く見えるのは、すべての波長の光を反射するためです。
白の中でも真っ白の、輝くような白い繊維には「蛍光増白剤」が使われています。
これは全ての光を反射する時に、目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)をより反射する働きがあるため、「真っ白さ」を演出するわけです。
ところが繊維に入っていた蛍光増白剤は、普通に洗濯していると次第に落ちていきます。
これが「何となく白さが弱まった」と感じる訳です。
粉末の洗濯洗剤の中には「蛍光漂白剤」を含んでいて、蛍光白色を補ってくれる製品もありますから、洗剤を購入する時には「白物用」として持っていると便利でしょう。
しかし蛍光増白剤入りの洗剤を使用する時の注意点があります。
生成りやパステルカラーの繊維に使うと、蛍光剤の付着によって「色ムラ」や「色合いが変化した」ように見えてしまうことがあるのです(T_T)
「何色の衣類を、どの洗剤で洗うのか?」は十分に気を付けてくださいね。
こちらのページでは漂白と増白についてご紹介しています。
また繊維の種類によっては形が崩れるという事故が起きる場合もあります。
こちらのブログで確認してください^^
たっぷりの水で濯ぐこと!
綺麗に洗濯する上で大切なことは、「十分な水で良く濯ぐこと」です。
最近の洗剤は水溶けも泡切れも良くできていますが、使用する容量を守り、使用する用法も良く読んで、必要とされる十分な水で「しっかり」濯ぎましょう!
せっかくキレイになったのに、洗剤分が残っていて肌トラブルを起こしてしまったとか、時間が経ったら色ムラが出てきたとか、そんな残念な思いをしないためにも「十分な濯ぎ」を行って下さいね。
保管する時には?
完璧な洗濯を施しても、保管の状態が悪ければ「黄ばんだような白」や、「グレーのようになった白」、最悪の場合には「カビがぽつぽつ生えた白」になってしまうかもしれません(*_*)
直射日光とホコリは禁物!
衣類の保管に良い環境は、「光の当たらない」「高温にならない」「多湿にならない」場所です。
洋服ダンスや衣装箱など、日光にさらされず、ホコリが付かない、高温多湿を避けたところに仕舞いましょう。
しまう際には色柄ものと直接重ねずに、不織布などを間に挟むと良いでしょう。
ビニールなどの空気の通りを悪くするものはカビの原因になりますので止めましょうね^^
保管の前にクリーニング!
「1シーズンだけ着て、次のシーズンまでしまっておく」という長期保存の前には、クリーニング店でプロの漂白洗いをしてから仕舞うのも良いですよ!
また「漂白剤を使うのに慣れていない」「たった一着の白シャツのために洗濯機を回す気がしない」という時にもクリーニング店のご利用をお勧めします。
クリーニングから戻った衣類はビニール袋に入っていますが、このビニール袋からは出して保管してくださいね。
さくらクリーニングなら、皆さまの大切な衣類を美しく洗い上げ、風合いも良く仕上げます。
お洗濯の疑問やご不明なことがあれば、山口県岩国市の【さくらクリーニング】にご相談ください(^O^)/